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日本の半導体に見る、復活へのチャンス

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豊田章男会長はこのビジネスチャンスを見抜いていた…「経済大国ニッポン」復活に必要なたった一つのこと なぜ「ハード×ソフト」の企業提携が相次いでいるのか: PRESIDENT Online

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2025年も、世の中はAIというキーワードであふれかえっているみたいです。先日も記事紹介した世界最大の家電見本市「CES」では、もうほとんどが「AI」一色だったっていうんだから、これはもう「どうなるの?」じゃなくて「来ちゃってる」って感じです。

これ、トヨタやエヌビディア(NVIDIA)というAI界隈で注目される企業、そして日本の半導体の新星・ラピダスなどが出てきて、「おー、ここまできたか」と思わされる内容でした。そもそも「クルマと家電とAIが協力しあう」ってどんな世界なんだろう。しかも、「ハードとソフトの企業提携」がつぎつぎ起こっていて、日本がそこにどう食い込むのか。

こういう話を聞くと、「ああ、産業の地殻変動が起こってるんだろうな」と感じます。クルマはもちろん、スマホやパソコンだけじゃなくて、いまやインフラとか物流でもAIが欠かせない。じゃあ、そのAIを動かすエンジンとなる半導体を作る人たちはどうするのか。トヨタや日立製作所、そしてラピダスがどう動くのか。記事を読んで、ぼくなりに「ここが面白いなあ」と思ったところをお話しします。

ハードとソフトが、手をつなぎ始めた

クルマというと、昔は「いかにエンジンをよくするか」とか「ボディを軽くして燃費を向上させるか」というハード中心の話がメインでした。でもいまは、「自動運転をどう実現するか」とか「クルマがどうネットにつながってサービスを生むか」とか、ソフトウェア主役のドラマが始まっています。

記事によれば、トヨタとエヌビディアの新しい協業もその流れの一つ。GPUという画像処理のチップをエヌビディアががっつり強化して、AIでクルマを賢くしよう、というわけですね。しかも、トヨタはNTTとも「光半導体」の開発を進めるんだとか。これはもう「とにかく新しい技術をみんなで持ち寄ろうよ」という大騒ぎ。

いまの時代、「自分たちだけで全部やる」という考え方では難しいことが増えたんでしょうね。クルマをハードとして磨いてきたトヨタが、エヌビディアやNTTと組むというのは、まさに象徴的です。ハードとソフト、それぞれを得意としてきた企業同士が手をつなぎ始めてる。それはこの先、クルマに限らず、いろんな分野で起こっていくんじゃないかと思います。

ラピダスが描く「日本の半導体」復活劇

そして、もう一つの大きな動きが「ラピダス」です。どうやらけっこう本気のプロジェクトらしい。先端チップの受託製造を日本でやろうとしている。

かつて日本の半導体産業は、世界のトップを走っていた時代がありました。でも90年代あたりから急速に競争力を落とした。そこに来て、いまAIの波がぐわっと来てる。じゃあもう一回、世界に通用する半導体を日本から生み出そう、というわけですね。

記事によれば、ラピダスはアメリカのブロードコムやIBM、カナダのAI企業とも提携を進めていて、2ナノメートル世代のAIチップの量産化まで狙っているみたいです。もしこれが成功すれば、日本の半導体業界がわっと息を吹き返すきっかけになるかもしれない。もしかすると、それはクルマ産業に続く「日本の新しい柱」になるのかもしれない。

ただ、もちろん簡単な話じゃないですよね。半導体って莫大な投資がいるし、量産化にはものすごい工程管理が必要で、世界中の企業とがっちり組まなきゃ回らない。まるで、ものすごい大工事をやっているようなもの。だから、ラピダスの挑戦は「日本全体が乗るか反るかの賭け」に近い。でもぼくはそういうの、好きです。どこか「宮大工が新しい大仏を造るぞ」みたいなワクワクを感じます。

就活生へのヒント

いま就活中の人がこの記事を読んで「うわっ、半導体? エヌビディア? ややこしそう」と思うのもわかります。でも、ややこしいものほど面白い。たとえばトヨタのソフトウェア化なんて、自動車部品や機械の話から一気にプログラムの世界へ飛び込んでいくわけでしょ。それを支えるNTTの通信技術もあれば、AIを動かすためのクラウドやデータセンターもある。

就活っていうと「自分は文系だから」とか「エンジニア経験ないから」みたいに線を引きがちだけど、そんなわけで世の中が変わるときは、いろんな立場の人を求めているんです。実際、企業が大きく「変わりたい」と思うときには、専門の技術屋さんだけじゃなくて、社内外の人や組織をつないでいく人、わかりやすく情報を発信する人、さらにそれをマネタイズしていくビジネスの人も必要になる。

だから、自分が理系だとか文系だとか、あんまりこだわりすぎないでいいと思います。いま何か大きな挑戦をしている企業は、たいてい「いろんな角度から支えるチームを作りたい」と思っているはずです。むしろ「ぼくは(わたしは)AIのこと、よくわからないけど、めちゃくちゃ興味あるんだ」と言ったほうが、企業にとっては魅力的かもしれません。

それでも人間は、ワクワクするからやる

ぼくがいちばん好きなのは、こういう話をするときに必ず「人間はワクワクするからやっちゃう」という部分。AIやクルマがどうとか、新しい半導体がどうとか、難しそうに見えても、結局は「面白そうだぞ」っていう気持ちが、挑戦の原動力なんです。

豊田章男さんが「次はソフトウェア化だ」と言ってエヌビディアと組んでみるのも、ラピダスが「もう一度、日本の半導体を世界トップへ」と思うのも、そういうワクワクを知っているからじゃないかなと。やっぱり、人って好奇心があるんですよね。大変なはずなのに「やってみよう」って。

そして、日本はずっとそうやって、いろんなものを作ってきた歴史があります。クルマも家電もカメラも、もともとは「どうせ無理だ」と言われたかもしれないところから、どんどん改良して世界シェアを取っちゃったじゃないですか。だから今回の半導体やAIだって、やりようによっては「いけるんじゃない?」とぼくは思うんです。

おわりに

CESが教えてくれたのは、「ああ、みんな本気で未来を変えようとしてるんだな」ということ。クルマはクルマの道を突き進むんじゃなくて、AIや通信、半導体と組み合わさることで、もうひとつ先の世界を覗き始めている。そうなると、「やるぞ!」と舵を切った企業から、次々にチャンスが生まれていくわけです。

就活生のみなさんも、「自分には関係ない世界だな」なんて言ってるうちに、とんでもない発明が世の中を変えちゃうかもしれない。でも、だからこそ面白い。何か新しいことが起きるときって、周りの人たちに思わぬチャンスがまわってくるものだし、それによって予想もしていなかった仕事やサービスが生まれるかもしれません。

大事なのは「自分はAIの専門家でもないから関係ないや」と閉じちゃわないこと。ラピダスやトヨタの動向を追いかけてみるだけでも、「自分は何ができそうだろう?」って想像ができると思うんです。いま、世界が少しずつシフトする瞬間に立ち会っているなら、どうせなら面白がったほうがいい。それが、ぼくらの「やってみよう」で未来をちょっとずつ変えていく力になると思うんですよね。

それにしても、AIでクルマが自動運転してくれる未来が本当に来るとしたら、ぼくらはそのとき何をしてるんだろう。ハンドルから手を離して、「うまいねえ」とAIを褒めてるのか、車内でパソコン広げて仕事してるのか、それともただ眠ってるのか。いろんなことを想像しちゃいますね。

いつか本当に「空飛ぶクルマ」なんて登場するのかもしれないし、そのときは「AIが操縦してくれるから平気だよ」なんて言われるかもしれない。「ほんとかい?」とツッコミたくなるけど、まあやってみなきゃわからない。そういう「わからないもの」を面白がるのが、人間のいちばん得意なところです。

興味があれば、リンク先や関連ニュースをさらに見てみてください。新しい視点を知るって、それだけでちょっと世界が広がるものですから。

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