リクルートWebマガジンVamosでは株式会社オートウェイをインタビュー。
1969年に設立されたオートウェイは、国際的なタイヤメーカーから低価格で高品質なタイヤを輸入し、日本全国に提供。自社サイト『AUTOWAY LOOP』や、Yahooショッピング、Amazonなどのプラットフォームを通じて、国内外の消費者に驚きの価格で製品を届けています。
オートウェイは「社員の挑戦」を企業文化の中核に置いており、「活き活きとした職場環境で、伸び伸びと成長し、ワクワクするような仕事を」というモットーのもと、社員一人ひとりの努力と成長を全力でサポートしています。
今回はそんなオートウェイで仕入統括部貿易課に所属する石渡さんにスポットを当て、私たちの日常生活で身近な存在でありながら、少し難しく感じられるかもしれない「貿易」という業務の魅力と挑戦に焦点を当てていきます。多くの人にはなじみの薄い貿易の仕事を通じて、石渡さんがどのようにして日々の業務に取り組んでいるのかに迫っていきます。
株式会社オートウェイ
仕入統括部貿易課
石渡さん
石渡さん:大学時代に韓国に留学経験などもあって、語学を使った仕事に就きたいという思いから、貿易に関するお仕事に興味があったんです。オートウェイには中途入社ですが、新卒で入社した会社も貿易に関するお仕事でした。転職活動を行う際も、貿易に関するお仕事に絞っていましたね。そんな時に偶然オートウェイの求人情報を見つけ、CMを見たことのある会社ということもあり、親しみを感じたことがきっかけですね。
石渡さん:私たちの仕事は大きく三つの部分に分けられます。まず、一つ目は仕入れ先とのやりとりです。海外のサプライヤーとのコミュニケーションが多く、英語が必須ですね。商品が入荷した後のフォローアップや問い合わせ対応もこの範疇に含まれます。
二つ目は貿易実務です。こちらはコンテナの手配や、商品が港に到着した際の通関手続き、必要な書類のチェックといった、細部にわたる注意を要する作業です。ここでは、正確性が非常に求められるため、細かい部分のチェックが非常に重要になります。
最後に、配車業務があります。これは港に入港したコンテナを倉庫に運ぶためのトラックの手配やスケジューリングを行う仕事です。物流の効率化が求められるため、計画的かつ柔軟な対応が必要になってきます。
石渡さん:実は、学生時代にはあまり理解していなかったのですが、貿易に関わる仕事が思っていた以上に多岐にわたっていることに驚きました。それぞれの業務が密接に連携していて、一つひとつがスムーズに運ぶことが全体の効率に直結しています。日々新しい発見があり、それがこの仕事の魅力の一つでもあります。
石渡さん:入社当初は、タイヤに関する専門知識が全くない状態からスタートしました。初めての業界で、知識を一から学ぶ必要があり、毎日が新たな挑戦でした。特に、英語に触れる機会が非常に多く、業務で使う英語は専門的な用語も多いため、最初は翻訳機に頼ることもしばしばでした。
毎日のコミュニケーションで英語を使うことで、自然と語学力が向上しているのを感じます。この環境で働くことが、自己成長につながっていると実感しています。
石渡さん:大学時代には貿易関係の仕事というと「とにかく“かっこいい”仕事」というイメージを持っていました。実際には専門的な要素が非常に強い仕事であり、日々の業務も複雑で、多くの専門知識が求められます。しかし、それがまたこの仕事の面白さでもあります。自分がやりたかったことを実際にできているので、非常に充実感を感じていますし、自分の仕事に誇りを持って取り組めています。
石渡さん:英語の学習は継続的に取り組んでいます。貿易業務では国際的なコミュニケーションが不可欠なため、専門的な英語能力が求められます。例えば、貿易契約の際には専門的な用語が多く使われるので、それらを理解し、適切に使いこなせるようにするためには、日々の勉強が欠かせません。
大変なことも多いですが、勉強したことをすぐに実務に活用できる瞬間があるので、それが非常に楽しいですね。たとえば、正確な表現を用いることで、より良い条件を引き出すことができたり、相手との信頼関係を築くことができます。それが直接的に仕事の成果につながるので、学んだことが生きる瞬間を実感できるのが嬉しいですね。
石渡さん:まさにその通りです。常に新しいことを学ぶことで、自分自身も成長できるし、それが仕事にも直接的に反映されるので、常に前向きな姿勢で取り組むことができます。
石渡さん:貿易関係の仕事に就いていた経験はありましたが、入社当初は、専門的な知識の不足が大きな壁でした。特に貿易課の仕事は法規制や国際的なルールが複雑に絡み合っていて、初めてのことばかりで戸惑いもありました。しかし、オートウェイの特徴の一つが、未経験の方でも飛び込めるサポート体制が整っていることです。
先輩や上司がとても親身になって指導してくれます。入荷した商品に関する法規制を理解するために、実際に先輩が一つひとつ丁寧に説明してくれたり、国際的な貿易ルールについても業務を通して学ぶことも多いです。
石渡さん:周りのサポートがあったからこそ、未経験でも挑戦できる環境だと感じています。そのおかげで、自分でも不足している部分を見つけ、それを克服するために自主的に勉強する習慣も身につけることができました。
石渡さん:私たちの業務は繁忙期には非常に忙しくなり、通常時の倍以上の物流を扱うことがあります。この時期はコンテナの手配やスケジュール管理がとても重要になります。すべてのプロセスが倍速で進行する中で、貿易の契約書類に一切の不備を出さずに対応することが求められます。また、どんなに忙しくても、お客様が求める商品が遅れることがないよう、常に高い責任感を持って業務に取り組む必要があります。いつもより多いタスクの中で不備なく、かつ遅れないように、目まぐるしい期間で本当に頭から煙が出そうです(笑)
普段ももちろんですが、繁忙期はさらに、組織的なダブルチェックや上司への確認も欠かせません。このような連携やコミュニケーションが非常に重要になってきます。
石渡さん:私たち貿易課の大きな目標は、コストを削減しながら組織に貢献することです。輸入時の船のコストや手続き時の手数料をいかにして削減するかが日々の課題です。為替レートなど、様々な要素がコストに影響を与えるので、それらを見極めながら最適な条件で商品を手配することが非常に重要です。
しっかりとコストを抑えつつ、必要なタイミングで商品を届けることができた時、その達成感はとても大きいです。その瞬間は、多くの努力が報われる非常に満足感のある仕事だと感じます。特に、物流の効率化に関しては、港に着いたコンテナをいかにスムーズに倉庫まで運ぶかが鍵を握っています。ただコンテナを倉庫に運ぶだけでなく、どのような順序で倉庫で管理するかも計画的に行う必要があります。倉庫のスペースは限られているため、スケジュール管理が非常に大事なんです。この采配がうまくいって、効率的に問題を解決できたとき、それが直接的にコスト削減に繋がり、結果として会社の利益に貢献していることを実感でき、達成感をすごく感じます。オートウェイは社員の努力と成果をしっかり評価してくれる会社なので、それが大きなモチベーションになっていますね。英語能力の向上はもちろん、業務の効率化やコスト削減など、成果が評価されることで新たなチャンスにつながることが多いです。これが、日々の努力が報われる感じがして、常に前向きに仕事に取り組める理由ですね。
石渡さん:就職活動は本当に大変な時期だと思いますが、自分の興味と能力を信じて、果敢にチャレンジしてほしいです。自分がやりたいと思う仕事、興味のある分野にどんどん飛び込むことが大切です。未経験からスタートすることが多いかもしれませんが、その分学べることも多く、成長できるチャンスも無限にあります。
オートウェイのように、一つ一つの努力が評価される会社もあります。自分の成長が直接評価につながる環境で働けると、モチベーションも維持しやすくなります。皆さんが活躍できる場所を見つけて、充実したキャリアを築いていってください。応援しています!