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就活のゴールは内定じゃなくて、その先にある

本記事では、著作権の関係上、具体的な内容の詳細な引用は避けつつ、リンク先の記事を参考にして執筆しています。記事の全文をご覧になりたい方は、以下のリンクから原文をご確認ください。

「こんなはずじゃなかった……」社会に出てから後悔しないための就活の「必須作業」

※リンク先はダイヤモンド・オンラインの記事です。閲覧にはログインが必要な場合があります。

就職活動において「自己分析」がいかに大事か、ということをテーマにした記事があったので紹介します。就活まっただ中の人や、これから始める人にとって、何かヒントになればうれしいです。

「就活=内定をとるための活動」だと考える人は、多いですよね。もちろん、それ自体は間違いじゃありません。でも、記事によれば「本当に大事なのは、その内定の先にある“あなた自身の未来図”をどう描くか」なのだそうです。

たとえば、「あの企業に入りたいから、志望動機はそれっぽくつくっておこう」「やりたいことは面接官が好きそうな話をしておこう」というふうに考えがちです。だけど、そこに自分の本当の気持ちや、今まで育ててきた価値観が含まれていないと、もし就職できたとしても「こんなはずじゃなかった…」と感じてしまうかもしれない。

ここでいう“本当の気持ち”というのは、言葉にするのが簡単じゃないからこそ、じっくり自分と向き合う必要がある。記事では「キャリアデザインスクール『我究館』」の杉村館長が「他人にフィードバックをもらいながら自己分析をやるからこそ、曖昧だった自分像がクリアになる」と強調されていました。やっぱり客観視が重要なんですよね。

「自分物語」を作るための“自己分析”ってなんだろう

ぼくも、就活に限らず、人生には「自分はどうありたいかを言葉にする」タイミングがいくつも訪れると思っています。そこには「弱さ」や「足りない部分」も当然含まれている。たとえば、ぼくは昔、「自分はスゴい」と思われたくてがんばっていた時期があるんです。でも、そうやって背伸びしているうちは、どこかで無理がたたってしまう。

「ほんとうの自分」を知るっていうと、大きなテーマに聞こえますよね。でも、要は「弱さもひっくるめて受け入れる」ことから始まるんじゃないかと思うんです。自分は何が好きで、何が苦手で、どんな人間といると楽しくて、どんなときにおなかが痛くなるくらい不安になるのか。そうした要素をあれこれ書き出してみたり、人に話してみたりすると、意外な形で「自分」という軸が見えてくる。

面接官に伝える志望動機は「過去・現在・未来」がつながる“ストーリー”って話が記事内にあります。たとえば、「自分はこれこれの経験をして、こんなふうに考えるようになった。そのうえで、この会社に入ったらこういうことを実現したい」――こんなふうに、一本筋の通った“自分物語”を語れれば強いですよね。

実際に足を運ぶ、声を聞く、体験する

ただ、「自分だけ」では想像しきれない部分もあります。たとえば、入りたい業界があるなら、その業界の人に直接話を聞いてみるのが手っ取り早い。インターンやOB・OG訪問もそうですが、ネット上の情報だけではわからない、空気感や雰囲気というものは確かにあるんですよね。

ぼくがこれまでにいろんな企業の方々とお話しすると、「想像とまるで違った」という驚きがいつもあります。外から見ていて「すごくキラキラしている会社」のはずが、インタビューしてみると「実は地道な作業の積み重ねが多いんだよ」って話だったりする。逆に、「小さい会社だからできることは少ないかな」と思っていたら、「人数が少ないからこそ、一人ひとりのやりがいが大きい」と感じることもあります。

どちらがいい、悪いではなく、自分が「どこで、生き生きと働けるか」を知るうえで、実際の声に触れるのは大きいです。自分から積極的に動いて情報を得ることが、就活を充実させるカギなんだろうと思います。

ぼくらは何度でも“転機”を迎える

「就活はゴールじゃなく、新しいスタートだ」ということが、記事に何度も出てきます。たしかにそうですよね。就活をして、会社に入りました。そこで一段落…かと思いきや、数年経って「自分は本当にこの仕事を続けていていいのかな?」と迷うこともある。そこが人生の「第二幕」だったりするわけです。

ぼくは、就活の時にやった自己分析こそが、この先何度も「自分を見直す道具」になるんじゃないかと思います。いったん大変な思いをして自分と向き合った経験があると、あとで迷子になったとき「そうだ、自分はああいう考え方を大事にしていたんだ」というふうに、原点を思い出しやすい。

就活生のみなさんには、ぜひ「長い人生の中で、また立ち止まって振り返るときが必ずある」ということを覚えておいてほしいです。だから、ここでやる自己分析や企業研究は、その先への“財産”になるんですよね。

自分らしい人生を歩むために

さて、この記事を読んで「じゃあ具体的に何をすればいいの?」と感じる方もいるかもしれません。そこでひとつ、ぼくなりのやり方をお話しします。

頭の中にあるモヤモヤを書き出す

「何が好きで、何にワクワクするのか」

「どういう場面が苦手なのか、逃げたくなるのか」

「子どものころ何をやっているときが楽しかったか」

そんなことを、まずざーっと書いてみるだけでも、心が軽くなることがあります。

人に話す、意見を聞く

せっかく頭に浮かんだことも、自分だけで整理しようとすると堂々巡りになりがちです。バイト先の先輩や家族、友だちでもいい。「就活で自己分析してるんだけど、なんかピンとこなくてさ」と口に出してみる。すると「へえ、意外とこういう面あるよね」と指摘してくれるかもしれない。

実際の企業や社会人に触れる

できればOB・OG訪問やインターン、あるいはイベントに参加するなど、リアルに足を運ぶのが一番。怖いと思ってしまうかもしれないけど、体験したぶんだけ「自分に合いそうかどうか」が判断しやすくなるし、面接でも具体的なエピソードとして話しやすいですよね。

これから先も、何度でも「自己分析」は役に立つ

「自己分析」の重要性は、「内定を取るため」というよりも「社会に出てからの後悔を減らすため」と言い換えてもいい気がします。ぼく自身、若いころからずっと「自分は何をしたい人間なんだろう」と問い続けてきました。答えが出ては消え、また出ては変化していく。

だから、「答えが一発で見つかる」とは思わないほうがいい。それよりも「自分を探し続けるプロセス」そのものに、すごく意味があるんですよね。

就活を通じて自分を深掘りしてみる。その結果として、運よく希望の会社に入れたら万々歳かもしれない。でも、仮にそうでなかったとしても「自分とは何者なのか」を大切に考えた経験は、これからの人生で必ず生きてきます。

社会人になってからも転機は訪れます。転職するかもしれないし、新しい夢が見つかるかもしれない。そんなときに「いまの自分は、どこに向かいたいんだろう?」と問い直せるかどうか。そこに就活時の苦労が、将来のあなたを助けるヒントがいっぱい眠っているはずです。

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