ボクシングと広告が見せた“意外な相乗効果”
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ネットフリックスが有料会員3億人を突破したというニュース。理由はいろいろあるのですが、その中でも印象的だったのがスポーツ――特にボクシングなど熱狂的ファンが根強い種目の“ライブ中継”の効果でした。記事では、マイク・タイソンの試合配信でどっと新規加入者が増えた背景や、広告を導入したことで新たな収益が生まれる仕組みについて解説されていました。
この「スポーツの生中継×広告」の組み合わせは、一見すると配信サービスの“ドラマや映画”のイメージとずれていて意外な気がします。しかし、ネットフリックスはそこをうまく活かして、強力にファンを呼び込み、それをまた広告収入につなげている。まるで意外なところから湧き出した泉で大きな畑を潤すような、面白い循環です。
ビジネスに広がる“ライブ感”
スポーツ中継のようなライブコンテンツの強みは、「いま見ないと意味がない」と思わせる切迫感や“イベント感”にあります。自分がその場にいるような緊張感と高揚感。それが広告主にとっては魅力的な“視聴者の集中力”を生むわけです。たとえば大きな試合では何千万人もの視聴者がいっせいに集まり、その全員が“熱気”を共有する。その感じがビジネスの推進力になる、という図式が読めると思います。
自分の強みを意外な形で活かす
ここまでは配信ビジネスの話ですが、実はこれは自分自身の生き方にも通じるところがあるように思います。ネットフリックスは元々、ドラマや映画を配信する会社というイメージが強かった。しかし実際には「スポーツ放映+広告」という領域を組み合わせて大きく成長を続けている。これって、自分の得意分野以外の可能性を探してみると、新しい突破口が開けるかもしれない、というヒントのようにも思えます。
たとえば、就活中の方なら「自分は文系だし、営業しか道はないだろう」と考えていたところに、ある日スポーツや動画編集のスキルが活かせる仕事がないかと考え出す。そんな風に、“自分の好き”や“得意”が、意外なつながり方をしてビジネスの武器になることがあるかもしれない。
好きなことを“伸ばすことで広げる”という生き方
自分自身の才能を見つけるってなかなか難しいんですよね。でも、「これが好きだ」「これをやっていると元気が出る」っていう感覚だけは、案外はっきりしてる。そういう“好き”に向かってまっすぐ走る人が、意外なところで大きく羽ばたく瞬間を、ぼくはけっこう見てきました。
ネットフリックスだって、最初はDVDを郵送で貸し出すサービスからスタートした。でも“映像コンテンツをもっと届けたい”という情熱をずーっと育てていったら、オリジナルドラマをつくり、世界中の人が目を離せない映画を配信し、気づけばスポーツや広告の分野までどんどん広がっていった。好きなことを真剣に伸ばしていくと、新たな道が生まれるもんです。
人生も同じで、興味のあることや、本当に好きなものを磨いていくと、思いもよらない分野へ飛び出していける。ネットフリックスがボクシング中継で成功している事実は、ぼくたちに「好きや得意なことがあるならば、とことんやってみろ!」というメッセージを送っているんじゃないでしょうか。
そんなふうに思うと、このニュースもぐっと身近でワクワクする話に聞こえてきます。
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