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荷物と荷物のあいだに生まれる“余白”

本記事では、著作権の関係上、具体的な内容の詳細な引用は避けつつ、リンク先の記事を参考にして執筆しています。記事の全文をご覧になりたい方は、以下のリンクから原文をご確認ください。

〈ビジネスTODAY〉ヤマト・富士通、共同輸送支援:日本経済新聞

※リンク先は日本経済新聞の記事です。閲覧にはログインが必要な場合があります。

トラックの荷台って、あらためて考えてみると不思議な空間ですよね。そこには、僕たちの生活を支えるいろんなモノが積まれている。大切な食料品だったり、服だったり、。だけど実際には、いつもすべてがパンパンに詰まっているわけじゃない。空いているスペースも結構あるわけです。

そこで、今回の日経新聞の記事で紹介されていたのが、ヤマトと富士通が手を組んではじめる「共同輸送」という試み。同じトラックの荷台を複数の荷主でシェアすることで、空きをうまく埋められるんじゃないか、というアイデアです。まるでシェアハウスならぬ“シェアトラック”。聞いただけでちょっとワクワクしませんか。

データで広がる、つながりの輪

でも実は、ただ「一緒に荷物を積もうよ」と言うだけじゃうまくいかない。出荷のタイミングとか、荷物の大きさとか、いろいろな事情が絡んでくるから。そこで登場するのが、富士通が開発した仲介システム。季節ごとの配送量や、各社の運行ルートなどを一つのデータにまとめ、ブロックチェーンで安全にも気を配る。

それまでは、ライバル会社とデータを共有するなんて「ありえない!」という空気があった。でも、いまは労働時間の上限やドライバー不足が深刻で、そんなこと言っている場合じゃない。ライバルだって、悩みは同じ。ここはむしろ、積極的に「仲間づくり」をしていこうよ、というわけです。

“競争と協力”のバランス

就職活動に限らず、僕らはわりと「競争モード」になりがちです。もちろん競い合うことも大事だけど、同時に「こういうところは一緒にやろう」という視点があってもいい。企業同士が協力し合うみたいに、学生同士だって助け合いながら就活を進めたり、情報を交換したりしたらいいんじゃないか。

ひとりでは見えなかったチャンスが、誰かの一言で「そうか、こういう道もあるのか」って気づけることもある。情報量が増えていけば、それだけ自分の可能性だって広がるはず。人生における大きな“トラックの荷台”は、案外広くて、まだまだ空きスペースがあるかもしれないから。

みんなで運べば、負担も半分

じゃあ、仲間をつくるのって、なんでちょっとためらいがあるんだろう? たぶん、「お願いして断られたらどうしよう」とか、「一緒にやると利益を分け合わなきゃいけないし」とか、いろんな理由が浮かぶんですよね。でも、この記事を読んで思ったのは、“誰かと分け合う”のが当たり前になってくると、むしろ新しいチャンスがめいっぱい増えそうだということ。

例えば、トラックのスペースだって無駄をなくせば、ドライバーさんの負担も減らせる。余分なコストも下がる。そういうメリットの芽を「今までとは違う組み合わせ」で探していこう、というチャレンジに見えます。

荷物を載せるというより、想いを載せる

この記事を読んで、「これは単に物流の話じゃないよなあ」って思いました。人と人とのつながりだって一緒です。自分ひとりで抱えこんでしまうと、気づかないうちに心がしんどくなる。でも「ちょっと手伝ってくれない?」って言えたら、意外とスッと助けてもらえることってあるんですよね。

しかも、そこに不思議な面白さや、やさしさが生まれたりもする。まるで荷台にいろんな“想い”が載っているように。「一緒に運びましょう」「ありがとうございます」というやりとりが、言葉だけじゃなくて、長い物流ルートを通して続いていく。それってなんだか、すごくあったかいじゃないですか。

余白を埋める、という新しい物語

記事を読むと、ヤマトと富士通は、いろんな会社や運送ルートを巻き込んでどんどん展開していくつもりみたいです。競合も含めて巻き込んでいくことで、人手不足を解消しながら効率を高める。それを数字で追うのも大事だけど、「誰かと協力すると人生が少しラクになる」という、ちょっと人間味のある物語を見ている気もします。

これから先、どんな世界で働くにしても、やっぱり「自分ひとり」より「仲間がいる」ほうが心強いですよね。そして、そんな仲間をどうやって見つけるか。そのヒントはもしかしたら、トラックの空きスペースを一緒に埋めようとする、この物語の中に転がっているのかもしれません。

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