「自分でやった方が速い」というジレンマ
「自分でやった方が速いから、つい手を出しちゃうんだよね」
誰もが仕事の場面でそう思ったことがあるんじゃないでしょうか。ぼくも、何度もあります。けれども今、Webマガジン「Vamos」のマーケティングを動かしていくうえで、あらためて「任せるって大事だなあ」と感じています。同時に、「ああ、やっぱりむずかしいぞ」とも。
新しいアイデアが飛び出す「任せる」メリット
たとえば、記事の企画とデザインを他のメンバーにお願いしたときのこと。頭の中では「こうしてほしい」という完成イメージがある。それを伝えきれなくて、もどかしい思いをする瞬間が必ず出てきます。でも、その一方で「あれ、こんなアイデアもあるのか」と驚くことがありました。自分ひとりでは思いつかないアプローチが飛び出すのは、いっしょにやっているからこその面白さだと思うんです。
みんなで「面白さ」を共有する瞬間
その「面白さ」をみんなで共有できるようになると、場の空気が一気に変わります。「自分でやった方が早い」と思う気持ちよりも、「みんなでやった方が予想外にワクワクできる」という気持ちが上回る瞬間がくるんですね。これって、ビジネスの現場ではもちろん、何にでも応用できるんじゃないかなと感じています。
読者とつながるマーケティング
さて、では今ぼくたちはどんなふうに「Vamos」のマーケティングを進めているのか。
いま動かしているのは、まずは読者とのコミュニケーションをもっと密にすること。具体的には、SNSやブログ、メールマガジンのフォーマットも含めて、「ただ情報を投げるだけ」で終わらない仕組みづくりを考えています。たとえば記事の最後にささやかな問いかけを入れたり、読者の方からのリアクションを記事の次回更新で取り上げる仕組みをつくったり。書き手と読み手が「お互いに何かを渡し合う」循環をめざしています。
記事を自由に育てる編集スタイル
もうひとつは、記事そのものの質を磨くために、編集チームにある程度の自由を持たせること。「こうしてほしい」という要望を詰め込みすぎると面白くなくなる。任せるって勇気がいりますが、そこを通り過ぎると、むしろ「こんなに自由にしていいんだ?」というポジティブな驚きが返ってきます。そして、それがまた新しい流れを生み出すんだなと、最近は実感しています。
思い通りにならないから広がる可能性
もちろん、プロジェクト全体の方向性は常に見直しながら進めなきゃいけません。でも、いろいろなアイデアが交差し、広がっていくためには、「完全には自分の思いどおりにならない」ぐらいがちょうどいいのかもしれません。最初はもどかしいけれど、その先には思いもよらない成長が待っている。任せることには、そんな力が宿っているような気がします。
これからの「Vamos」と、その先にあるワクワク
今後も「Vamos」では、新しい動きや試みをどんどん紹介していくつもりです。「自分たちで仕掛けてみて、うまくいったらみんなに教える。失敗したらそれもネタにして、また笑いながら先へ進む」。そんな風に、大きくステップアップしていく状況をこれからも共有していきますね。どうぞお楽しみに。
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