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任天堂の挑戦 「小さいのに大きい」

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任天堂「スイッチ2」、高まる期待:日経ヴェリタス

※リンク先は日経ヴェリタスの記事です。閲覧にはログインが必要な場合があります。

任天堂が今年発売予定の「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」。どうやら、前作スイッチのような大ヒットを市場が期待しているらしく、関連する部品メーカーや技術にも注目が集まっているそうです。

それにしても、「今度は画面が薄くなって、小さくなるらしい」という話。小さくなるのは便利だけど、いっぽうで「これで本当に迫力は出るのか?」と気になる人もいるのでは。だけど、ぼくは「小さいのに大きい」という逆説めいたものこそ、遊びやマーケティングにおいて強い武器になると思っていて。ゲーム機はコンパクトでも、そこから生まれる世界はむしろ広がっていくかもしれない。

部品メーカーが握る「おもしろさ」の鍵

記事を読むと、ホシデンという会社が組み立てを担うだろうとか、メガチップスがメモリーを供給するだろうとか、市場でいろんな憶測が飛び交っているようです。ハプティクス(触覚技術)を提供しているアルプスアルパインなど、いわゆる“縁の下の力持ち”が脚光を浴びるタイミングでもあるわけです。

マーケティング的に見ると、こうした「裏方の工夫」こそが製品のファンを増やす原動力だったりします。とくにゲームなんて「操作感」ひとつで満足度が大きく左右されますからね。ボタンを押したときのわずかな振動が「うわあ、リアルだなあ!」という感覚を生む。そんな細部へのこだわりが、ブランド全体の魅力を底上げするんです。

新しい「遊び」をデザインする力

スイッチ2が小型化することで、いつでもどこでも遊べる。持ち歩く姿を街中で見かけることが増える。すると、自然とまわりの人たちの目に触れる機会が増える。ここにもマーケティングのヒントがあると思うんです。商品を手に取ったお客さん自身が、ある種の広告塔になる。

しかも、ただ小さくなるだけじゃなく、より高性能だったり、ハプティクスで新鮮な感触が楽しめたり。ユーザーの「おっ? なんかおもしろそう」という好奇心をうまく引き出せれば、その先には次のファンが生まれていく。新しい遊びをどうデザインするか、それはマーケターの発想の種にもつながるんですよね。

マーケターとしての「種の見つけ方」

大学でマーケティングを学ぶ人や、将来マーケティング的な視点を活かしたいという人にとって、こういうゲーム機市場の動きって実は面白い教材になるんじゃないかとぼくは思います。たとえば「どうして小型化にこだわるのか?」とか「裏方の技術がなぜこれほど注目されるのか?」と考えてみる。

そこから広げて、自分が何か企画を考えるときにも「ちょっとした技術の工夫や、ユーザーが『あっ』と気づく瞬間ってどこにあるのかな?」と目を向ける。そうした視点が次のアイデアを生み出すヒントになるはず。マーケティングは「売るための仕掛け」というより、「人の好奇心をうまく刺激するお手伝い」なんじゃないかと思うんですよ。

変化の潮流に、ちょっと乗ってみる

任天堂のスイッチ2が登場すれば、ゲームの遊び方も市場の反応も、またひとつ転がるように変わるはずです。そして、こういう「変化のとき」を目の当たりにすると、不思議と自分の中にも「何か新しいこと、始めてみようかな」という気持ちが生まれたりする。

新しい技術や製品がもたらすワクワクの風に乗っかると、自分のアイデアやセンスも違う景色で育つかもしれない。大学生という「これから」に満ちた時期にこそ、その風の流れを眺めてみるのは、ちょっとおもしろいんじゃないでしょうか。

スイッチ2に関する報道が出るだけで、関連する会社の株価が盛り上がる。それは単にゲーム機というモノだけでなく、その裏側にある技術やアイデアが「まだ見ぬ楽しい未来」を連想させるからだと思います。

だからこそ、自分の身近で起こることに「これってどんな人が、どんな風に喜ぶんだろう?」と想像するクセをつけるといい。マーケティングの勉強って、大げさに言うとそういう“想像の種”を探す行為なんじゃないかなと。

小さくなったスイッチが、今度はもっと大きな波を起こすかもしれない。そんな期待感を味わいながら、「あ、自分もこの波にちょっと乗っかろうかな」と思うだけで、ふだんの大学生活だって少し色が変わるかもしれません。手に入るといいなぁ。

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