
SoftBank 孫正義 “検討中です”が消えた会議室
迷ったっていいけれど、立ち止まっちゃいられない
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孫正義がブチギレた「絶対に言ってはいけない言葉」ダメ社員が会議でポロッとこぼしたNGワードは?:ダイヤモンド・オンライン
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最近、日経新聞の記事で“孫正義さんの会議には、絶対に言ってはいけない言葉がある”というお話が紹介されていました。そのNGワードが「検討中です」。そんな言葉をうっかり口にした社員は、もう二度と呼ばれなくなった……なんていう、ちょっとコワい伝説のようなエピソードです。いったいどうして「検討中です」がそんなに悪いことなのか。ぼくらの日常の会議でもわりと耳にするフレーズですよね。「まだちょっと考え中です」「保留にしておきましょう」――こういう言い方って、人と協議していくなかで自然に出てきがちな気もします。でも、孫さんがNGにする理由を聞くと、ちょっとハッとさせられるんです。
“検討中”が封印される理由
孫さんの会議というのは、どうやら“単なるおしゃべりの場”じゃないみたいなんですね。新しいビジネスをどんどん具体的に形にしていく、いわば“作業現場”。そこに集められた人たちは、どの道を選ぶかを素早く決めて、すぐ次のアクションにつなげることが求められる。つまり「検討中」と答えることで、みんなの前進がストップしてしまう。孫さんがカッとなる気持ち、ちょっとわかるような気がします。
もちろん、人生すべてにおいて即断即決がいいかって言われると、そうでもないとは思います。悩むことだって大事だし、じっくり時間をかけて結果を出す場面もある。でも、少なくとも「ここは突き進むぞ」って雰囲気の場では、「検討中です」よりも「ここまではわかってます」「ここが問題です」「○日までに答えを出します」のほうが、ずっと建設的です。
会議は“作業場”――どんどん先に進む場所
記事によると、孫さんはとにかく“会議というものを意思決定の連続だ”と考えているようなんです。新規事業のアイデアを思いついたら、法務・財務・提携先――どんどん関係者を増やして、怒濤のスピードで実現へと向かう。その間、「なんとなく考えます」みたいな曖昧さを持ち込むと、一気に歯車が止まってしまうんでしょう。
ここで注目したいのは「みんなで情報を共有して、前に進むための場所が会議」だという考え方。学生だってゼミや就活でグループディスカッションをする機会があるかもしれないけれど、あれも似たような“作業場”ですよね。意見を持ち寄って、足りないものを埋めて、次に進んでいく。もしその場で「検討中です」ばかり言っていたら、議論がストップしちゃう。意見を言うのがこわくても、とりあえず出す――そんな姿勢が、孫さんのチームではいっそう求められているわけです。

「太陽」と呼ばれる孫正義
この話の背景には、孫さんが“太陽”に例えられるほど情熱が強烈で、その情熱に近づきすぎた部下は“燃え尽きてしまう”というエピソードまで飛び出してきます。ちょっと笑えるようで、でもリアルな話です。情熱家の上司と距離感を取るのは、ほんとうにむずかしい。周りにいる“熱いリーダー”や“ガンガン引っ張るタイプの先輩”だって、同じように「近づきすぎると疲れ果てるし、離れすぎると何も見えない」なんてことがあるかもしれません。大切なのは、そのバランスのとり方。記事に書かれていた「太陽に近づけば熱いけど、離れれば寒い」という表現は、まさにそこをうまく言い表しているんだと思います。
やりたいことを形にするためには、やっぱり会議が「黙々と先に進む現場」にならないといけないのかもしれませんね。孫さんがNGにする「検討中です」は、じつはぼくたちにとっても“ちょっと要注意”な言葉なのかも。もちろん、なんでもかんでも即断しろって話じゃないけど、「いま何がわかっていて、何がわからないか」をはっきり伝えるだけで、会議の流れはずいぶん変わる。そういうテクニックは、将来いろんな場面で活きてくるはずです。
それにしても、情熱がほとばしる孫さんと働くって、どんな感じなんでしょうね。燃え尽きるか、あったまるか――結局は自分の姿勢しだいっていう気もします。もし興味があったらリンク先の記事を読んでみてください。「検討中です」と言えない会議の空気、ちょっと覗いてみると面白いと思いますよ。
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