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リクルートHD最高益 AIと求人広告のいま

リクルートHD「最高益」のカラクリとは?

本記事では、著作権の関係上、具体的な内容の詳細な引用は避けつつ、リンク先の記事を参考にして執筆しています。記事の全文をご覧になりたい方は、以下のリンクから原文をご確認ください。

〈業績サプライズ〉リクルートHD、最高益:日本経済新聞

※リンク先は日本経済新聞の記事です。閲覧にはログインが必要な場合があります。

最近のニュースって、流れが早いから、知らないうちにいろんな情報がどこかに流れ去ってしまいがち。だけど今回の記事は「リクルートHDが最高益を更新しそうだ」というトピックを通じて、いまの時代の「はたらく」と「テクノロジー」の交差点が見えてくる話でした。

リクルートHDが2025年3月期で「過去最高の純利益になりそうだ」とのこと。リクルートというと、求人広告や人材サービスで有名ですが、その主力事業が“いい調子”なようです。キーワードになっているのは、求人検索サイト「インディード(Indeed)」のAI活用と有料化戦略。求人広告を出す企業と、その広告を見る求職者をうまくつなぐ仕組みに新しいテクノロジーが投入され、その価値がどんどん高まっているそうです。

「最高益」と聞くと、なんだか単純に儲かっているだけに思えるかもしれませんが、もう少し深読みすると「どんな付加価値を提供しているのか」がポイント。いわゆる人材のマッチングを、いかに効率よく、しかも的確にやっていくか。この一点に企業も求職者もお金を払う時代が、本格的に始まっているように思えます。

AI求人サービス」と「調整後EBITDA」をやさしく解説

この記事にはいくつか専門用語が出てきますが、ここではふたつほどピックアップしてみましょう。

1つ目は「AI求人サービス」。これは、企業の求人と求職者の条件や適性を、AIが自動で分析・マッチングしてくれる仕組み。たとえば「英語ができる人」「急ぎで採用したい企業」といった条件をあらかじめ入力しておくと、AIが合いそうな候補をサッと見つけ出し、広告枠も含めて表示してくれる。結果として、人材が決まる可能性を高めてくれるわけです。

2つ目は「調整後EBITDA」。ざっくり言うと、企業のもうけ(利益)を、より実態に近く見せるための指標です。たとえば利息や税金、設備投資などを差し引く前の数字なので、「いま持っているビジネスそのものの力がどのくらいあるか?」を測りやすくしてくれる計算方法、と考えるとイメージが湧きやすいでしょう。

求人広告が映す、いまの時代背景

リクルートHDの「インディード」は、企業と求職者をAIでマッチングしたり、有料化を進めることで業績を伸ばしています。裏を返せば、企業が“いま、どういう人材をどのくらい求めているか”が顕在化しているとも言えます。実際には、景気が大きく伸びているわけでもなく、求人件数も決して右肩上がりではない。それでも利益が出せるのは、テクノロジーのサポートと高度化した広告枠の仕組みによって、より「必要とされる求人」と「欲しい働き方」のマッチング率が上がっているから。

さらに言えば、リクルートHDが持つ旅館予約サイト「じゃらん」や不動産サイト「SUUMO(スーモ)」の事例を見ると、観光需要や不動産広告の受注単価が高止まりしているなど、世の中で“お金を出してでも解決したいニーズ”が見えてきます。それは、コロナ以降の社会の動きが徐々に回復しつつあることを映し出してもいる。こうした変化は小さく見えて、実は世の中全体を動かす大きな力なのかもしれません。

AIが変える「はたらく」の未来

企業は、必要な人材をいかに早く、効果的に採用するか。求職者は、自分の能力をより適切に評価してくれる企業にどう出会うか。この両者をAIがサポートする時代が着々とやってきました。

AIというと、なんでも自動化してしまって「人の仕事がなくなる」と心配する声もあるけれど、少なくともこの記事から見えてくるのは「人を雇う側も、働き手も、自分に合う相手をしっかり探したい」というニーズ。そのマッチング精度を高めるためにテクノロジーを使っている構図です。

この流れは、日本だけでなく世界的に進行しています。「はたらく」ことの多様化に合わせて、よりピンポイントに自分らしい仕事が見つかる未来。その一歩先にあるのは、キャリアの選択肢が広がることで、人生そのものの選択肢も増える可能性です。きっと、たくさんの人が「なんだかちょっと面白い人生が歩めそうだぞ」と感じはじめているんじゃないでしょうか。

というわけで、今回のリクルートHD最高益のニュースの裏側には、実は社会への“サプライズ”が見え隠れしている。興味があれば、ぜひ元の記事もご参照ください。

これからも、こういう「社会の小さな変化」を見逃さずに、自分なりの考えをアップデートしていきたいものですね。

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