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ハリポタ 上海で広がる魔法世界

上海に魔法の門が開く?――映画の世界が街にやってくる

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「ハリポタ」テーマ、上海に娯楽施設:日本経済新聞


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上海で進行中のハリー・ポッターをテーマにしたエンターテインメント施設の計画。これは中国のホテル大手・錦江国際集団と、あのワーナー・ブラザース・ディスカバリーが手を結んでつくる、世界で3番目・中国初の「ハリポタのエンターテイメント施設」です。開業は2027年とのこと。まるで、巨大なホグワーツ行きの扉がひょいとできあがるような気持ちになりますね。

映画セットを再現?――五感で味わうハリポタ体験

この施設の目玉は、ハリー・ポッターの映画で実際に使われたセットを再現したスタジオです。衣装や小道具が並ぶだけでなく、最先端の特殊効果や音響が駆使されることで、グリフィンドールの談話室やダイアゴン横丁、さらにはホグワーツの大広間を体ごとくぐり抜けるような感覚を味わえるのだとか。映画では「画面越しに見る」だけだった世界が、今回は「そこにいる」かのように体験できる。たとえマグル(魔法を使えない普通の人)だとしても、心が躍らないはずがありません。

専門用語をちょっと解説――「クィディッチ」ってなんだろう?

ハリー・ポッターシリーズには、魅力的な専門用語がたくさん出てきます。たとえば「クィディッチ」。これは魔法界におけるスポーツで、空飛ぶホウキに乗ってボールを操りながら点を取り合う競技です。サッカーみたいなチーム戦ですが、ホウキで飛ぶという点はやはり魔法世界ならでは。今回のエンタメ施設では、そんなクィディッチの試合を、迫力ある映像や仕掛けで疑似体験できるかもしれません。もしホグワーツに留学できるとしたら、体育の時間がどれだけ楽しみになることか……と、想像をめぐらせずにはいられませんね。

急拡大する中国エンタメ市場――上海が選ばれた理由

ところで、なぜこの「ハリポタワールド」が上海に来るのでしょう。背景にあるのは、中国エンターテインメント市場の成長の勢いです。テーマパークの建設や大型イベントが頻繁に行われるようになり、国内外の観光客を呼び込むビッグプロジェクトは大いに注目されています。錦江国際集団が運営していたテーマパーク「上海錦江楽園」は、2023年1月26日に閉園し、全面改修のうえで今回の新施設の舞台になる予定とのこと。上海の街づくりが大きく転換しようとしています。

時代を移す魔法の鏡――文化と観光の融合

これまで上海は、金融やビジネスの中心地というイメージが強かったかもしれません。でも、文化的・観光的な魅力を世界にアピールする街へと変貌を遂げつつあることは、ここ数年の様々なテーマパーク計画や大型エンタメプロジェクトを見ても明らかです。「ハリポタ」シリーズという世界的なブランドを取り込み、新たな観光の呼び水としたい。そうした動きは、中国国内の若い世代がエンタメ体験に大きな価値を見出すようになった流れとも重なっています。

ハリーポッターから未来を考える

中国がこうしてグローバルブランドのテーマ施設を取り込むのは、単に「儲かるから」だけではなく、世界とつながるスピードをさらに加速させる術なのかもしれません。
このプロジェクトは「再現」という大きな挑戦です。娯楽施設という枠を超えて、文化や経済が混じり合い、人々が“新しい価値”を発見する舞台になるかもしれません。世界中の人々がハリー・ポッターの物語に惹かれるのは、魔法で何かを解決するのではなく、主人公たちが友だちと力を合わせて乗り越えていく「意志の物語」だからだと思います。上海に誕生するこの空間は、ただの撮影セット見学ではなく、ぼくらが「意志をもって協力しあう姿」に気づかせてくれる場所になる予感がします。
新しい魔法のゲートが、2027年に開かれる。ちょっとわくわくする出来事になりそうです。

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