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「自分らしさ」をリーダーシップに活かす!若きエースが描く新時代の働き方 | 福岡県で就活・転職に役立つ情報満載Vamos (バモス)
「自分らしさ」をリーダーシップに活かす!若きエースが描く新時代の働き方

「自分らしさ」をリーダーシップに活かす!若きエースが描く新時代の働き方

目次
  1. 現役社員が徹底考察!リーダーシップの在り方
  2. “ワンチーム”の精神が組織の一体感を醸成
  3. リーダーとして大事なこと
  4. 学生時代のつらい経験で得た教訓が、今の自分の礎に
  5. 母の教え「気配りは配れるだけ配る」を部下にも実践
  6. 「効率」と「効果」の違いを知り、バランスよく使い分ける

就職活動を進める学生たちに向けて、現場のリーダーからの生の声をお届けする「Vamos」。 

今回の取材は、北九州を拠点に総合不動産業でその名を轟かせる株式会社アンサー倶楽部。 アンサー倶楽部が提供するのは、単なる「住まい」ではなく、人々の日常生活をより豊かにするサービスです。創業以来、数多くの困難に直面しても、リーダーシップとチャレンジ精神で乗り越え、若手の活躍で飛躍的な成長を遂げています。 

そんなアンサー倶楽部の山本さんにお話を伺いました。

現役社員が徹底考察! リーダーシップの在り方 

山本さんがどのようにして部署の統率を取り、どのような意識で日々の業務に取り組んでいるのかをお伝えしていきます。

  • 3年前、20人のメンバーからなる部署のリーダーとして配属されましたね。最初はどのような部署でしたか?

山本さん : 当時、部署内のメンバーは20歳から58歳までと年齢層が非常に幅広く、他部署に比べるとまとまりに欠ける部分がありました。賃貸仲介や売買仲介の部署では、チームとしての一体感が重要になってくるので、リーダーという役職を全うできるかという不安は感じていましたね。 

アンサー倶楽部

山本さん

 

“ワンチーム”の精神が組織の一体感を醸成 

  • 部署の立て直しをどのように進めてきましたか?

山本さん : 当時、ラグビーワールドカップが話題となっており、「ワンチーム」の精神に共感し、それを部署の合言葉にしました。 

  • その結果、部署の雰囲気や仕事の進め方に変化はありましたか?

山本さん:ラグビーでいう「ワンチーム」というのは、すでに組織力のあるチームがさらに一つになるという考え方だと思うんです。もともと一体感に欠ける組織では、なかなか合言葉だけではすんなりと一つになれませんでした。それでも 新しい仲間も加わり、組織としてより協力的で思いやりが持てる方向へと変わってきました。それに伴い、サービスの質も向上していったように感じますね。 

  • リーダーとして、何が一番大事だと考えていますか? 

山本さん: 私はメンバーたちにはいろいろなことに積極的に挑戦してほしいと思っています。失敗しても一緒に問題を解決する覚悟が私にはあるので、まずは挑戦してほしいですね。リーダーには、そういったチャレンジできる環境を率先して作っていくことが求められると思っています。 

それともう一つは、感謝の気持ちを持つこと。リーダーがいくら優れていたとしても、一人ですべてを成し遂げるのは難しいと思っています。自分も含め、「感謝の気持ちを持ち、困っている人がいれば助ける」という”ワンチーム”の精神を持ち続けることが大事だと思います。 

学生時代のつらい経験で得た教訓が、今の自分の礎に

  • 以前からリーダーシップを持つ役割に就いていたとのことですが、リーダーシップを発揮する秘訣はあるのでしょうか?

山本さん: 特別な秘訣はないですね。ただ、昔からグループのまとめ役としての役割を担っていました。バスケットボール部のキャプテンとしての経験もありますが、キャプテン一人だけでは成果は出せません。副キャプテンやチーム全員のサポートがあっての成果だと感じています。やっぱりここでも、常に”ワンチーム”の精神が秘訣なのかもしれませんね。

  • ワンチームの精神、感謝の気持ちということを大事にされるきっかけは何かあるのですか?

山本さん: 一人っ子だった自分は、高校3年生の時に父を亡くしました。その大変な時期に母や周囲の人たちの温かい支えが自分には非常に大きかったです。それ以降、感謝の気持ちを持ち続けることが私のモットーとなりました

  • それは大変な経験でしたね。そのような経験が、現在のリーダーシップにも影響を与えているのでしょうか? 

山本さん: そうですね。人に対して感謝の気持ちを持つことは、仕事をする上で何よりも心がけていますね。自分は人に弱みを見せない性格ではありますが、チームとしてはメンバーみんなに頼り、感謝しながら協力していくことが重要だと感じています。 

母の教え「気配りは配れるだけ配る」を部下にも実践 

  • 社内でのリーダーシップについて、具体的にはどのようなスタンスを取っていますか?

山本さん: 弊社には多くの素晴らしいリーダーがいます。そういった先輩・仲間から学ぶことが多いです。私自身のスタイルとしては、アドバイスや期待していることをできるだけ本人に伝えるよう重視しています。 

  • そうしたスタイルを取る背景には、何か理由がありますか?

山本さん: 母から「気配りはただだから、たくさん配りなさい」という言葉をもらいました。その言葉を胸に、社員や後輩たちに対しても率直な意見やアドバイスを伝えることは気配りだと思って、しっかりと伝えていくよう努めています。 

「効率」と「効果」の違いを知り、バランスよく使い分ける 

  • 山本さん自身が成長するために大切にしていることは?

山本さん: 私は一番にコミュニケーションを大切にしています。知らないことを学ぶため、社内外問わず多くの人と会話を楽しんでいます。また、「効率」と「効果」の違いを理解し、それを業務に取り入れることも意識しています。

  • 山本さんが言及した「効率」と「効果」の違いについて、もう少し詳しく教えていただけますか?

山本さん: 効率とは、あるタスクや目的を達成するためにかかる時間やリソースを最小限にすることを指します。一方、効果とは、そのタスクや目的がもたらす結果や影響の大きさを指します。 

  • それは非常に興味深いです。業務への取り入れ方について具体的にはどのように実践していますか?

山本さん: 以前、私は面談を効率的に進めることを重視していました。しかし、ある研修で「人との対話においては効果を優先すべき」とのアドバイスを受けて考えを改めました。それ以降、面談の際には時間をたっぷり取り、社員の意見や悩みをしっかりと受け止め、具体的なアドバイスやサポートを提供するように心掛けています。 

そうすることで社員のモチベーション向上や問題解決に繋がり、これが結果的に全体の業績向上にもいい影響を与えていると感じています。 

  • 山本さんの取り組みから、効率だけでなく効果も重視することの重要性を改めて感じました。ありがとうございます。

山本さん: 効率と効果、どちらも大切ですが、状況や目的に応じて適切にバランスを取ることが求められます。私たちはそのバランス感覚を常に意識して業務に取り組んでいます。 

  • 最後に、山本さんが考える未来の会社像について教えてください。

山本さん: 会社が大きくなる中で、時代や状況が変わっても、社員一人ひとりが自分で考え行動できる組織をつくっていきたいと思っています。経験を積むことの大切さを伝え、社員みんなで一緒に成長していきたいですね。 

 多くの学びと経験を背負いながら、アンサー倶楽部でのリーダーシップを発揮する山本さん。未来の会社像についても、社員一人ひとりが主体的に考え行動する組織作りの大切さを強調されました。時代が変わってもゆるがない”ワンチーム”の精神で、山本さんとアンサー倶楽部がどのように進化していくのか、これからも注目していきたいと思います。 

感謝の気持ちを持ち続ける山本さんの言葉に、多くの学びが詰まっていました。 

山本さんの経験とメッセージが、これからのステップに迷う皆さんの背中を押してくれることを願っています。 

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取材協力:
山本さん
株式会社アンサー倶楽部
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