
アジア新興国のランニング熱と景気の関係
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【月曜経済観測】シューズからみる景気 アジア新興国の需要拡大:日本経済新聞
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「シューズからみる景気 アジア新興国の需要拡大」という記事。内容はざっくり言うと、ランニングシューズの市場を通して、アジアの新興国がどんどん「走ること」にお金をかけるようになっている、というお話です。
たとえば「1人当たりのGDPが一定のラインを超えると、いきなりランニングシューズの需要が伸びる」なんていうデータが出ていたり、40代以降の日本人が「健康や余暇のために走りはじめる」傾向などにも触れられていました。高価格帯のシューズが国内外でしっかり売れているのも面白いポイント。お財布のひもは、それほど簡単には緩まないなんて言われる世の中でも、「走ること」のためならみんなそこそこお金を出すんだなあ、と思わず感心してしまいます。
ただ走るだけじゃない、「コト消費」の広がり
その記事の中で特に目を引いたのは、マラソン大会そのものが「ただ走る」だけでなく、参加前後のサポートやSNS活用、観光を組み合わせた「イベント化」しているという点でした。富士山を見ながら走る大会に海外勢が殺到して、高額な宿泊&VIPサービスのパッケージがあっという間に完売した、なんてエピソードを読むと、「走る」という行為と観光、そしてちょっとした特別感がうまく混ざり合っているんですね。
これまでなら「走るならシンプルな服装と靴があればいいじゃないか」って話になりがちです。でも、いまは「そのときの写真をSNSにアップするのが楽しい」「トレーニングの記録をアプリに残して次に生かす」というように、自分の走る物語を盛り上げる要素がたくさんある。ちょっと聞くだけでも、なるほど、これは単なるスポーツ用品売りではなく「体験を売っている」時代だなあと納得します。
「マイシューズ選び」と「仕事選び」
「靴を選ぶ」ことと「仕事を選ぶ」ことって、どこか似ている気がします。
靴は足のサイズや形状に合っていないと長く走れませんし、すぐに痛みが出たり、靴擦れができたり。仕事選びもおんなじで、「自分にぴったりだ」と思える仕事をじっくり探す人もいれば、「自分をちょっと変えてくれる仕事と出会いたい」なんて人もいる。どっちがいい、悪いではなく、これが個性なんだと思います。

ぼくが思う「走る楽しみ」と、その先にある風景
ぼくは、走ること自体はそこまで得意じゃないんですけれど、走っている人を見ると不思議と元気になります。足を前に出して、しっかり着地して、また足を上げて。あの単純な動作をひたすら繰り返しているのに、どこか晴れ晴れとした空気が漂っているんですよね。風を切って走る姿を見ると、なんだか「人生をちょっと頑張ってみようかな」なんて思えてくるから不思議です。
就活も、もしかしたら同じように「準備運動」や「フォーム」が大事なのかもしれません。とりあえず動いてみると、視界が広がって、体の奥にある息づかいが「ここにいるよ」って教えてくれる。もし「自分が何に向いているかわからないなあ」と思っているなら、一度、無理のないペースで走ってみるのも手かもしれません。考えごとを抱えているときこそ、走ってみると頭の中が整理されることってあるんです。
というわけで、アジア新興国でのランニング熱から始まった話ですが、実は自分の足元にもおもしろい発見が転がっているかもしれない。靴を変えると、世の中の見方も変わる。走り始めると、なぜか気分が変わる。そういう「ちょっとした変化」が、次のステップへの糸口になるんじゃないかなと、ぼくは思います。
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