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ビジョンは誰が語るべき?

「Vamos」に託す

以前もこのブログで「いま何をしているか」っていう話をしてきました。

「Vamos」を新しくしていくって話です。

そういうわけで、今回は「Vamos」でどういうことをしていて、どう進んでいるのか、

そして「マーケティングにどう活用するか」なんてことを、ここらでゆるゆるとお話ししたいと思います。

まず、この「Vamos」っていう名前。

スペイン語の「行こう!」っていう意味です。

なんか、そんな掛け声のような雑誌というか、

メディアにしたいなって思ったんです。

「ちょっと面白いことやってる人たちがいるぞ」とか、

「こういう動き、気になってるんだけど、実はどうなってるんだろう?」とか、

そういうモヤモヤやワクワクを抱えた読者が、

ここに集まってきてくれたらいいなあと。

で、今、ぼくたちは、

単に記事を更新するだけじゃなく、「Vamos」という場所をどう活かせるか、

「Vamos」の力をどう外に向けて使うか、

そのマーケティングをじわじわと模索している段階なんです。

みんなが「声」を持つということ

ちょっと最近思ったことなんですけれど、

「ビジョンを語る」のももちろん大事なんだけど、

「誰が語るのか」っていう視点も、すごく大事だなあって感じたんですよ。

社長が熱い想いを語るのは当たり前ですよね。

ビジョンも先頭に立って示すわけですし、

そこに「よし、ついていこう!」ってなるのは自然な流れだと思います。

でも、「本当に必要なのは、社長についていくことなのか?」と。

ちょっと意地悪な言い方をしてしまうかもしれないけど、

社長だけが常に先頭を走り続ける姿は、

周りからすると、頼もしくもあり、逆に遠い存在にも見えてしまう。

それよりも、「自分も声を上げてみたい」と思う人が、

社内に何人もいたほうが、きっと面白いし力強いよね、と。

その声が、会社の中だけじゃなくて、外に対しても響くような形を作っていくこと。

実はこれこそが「マーケティングで必要な視点だぞ」と思っているんです。

たとえば、取材するのは代表だけじゃなくて、

若いメンバーも「この人、面白そう!」と思ったら企画してアポとってみるとか。

あるいは、記事の中で発信するのも、いろんなメンバーが書いたほうが、

社外の人にとっても「この会社、なんか一枚岩じゃないぞ」という、

いわば「多様性のあるおもしろ集団だ!」という印象を与えられるかもしれない。

いま進んでいること、これからしたいこと

実際に「Vamos」では、何人かのメンバーが交代で記事を書いたり、インタビューしたり、

しています。

そうやって「いろんな体験」が集まったとき、

「Vamos」を読んでくれた学生に、

「この会社、ひとりの強力なリーダーがいるだけじゃないんだな」って感じてもらえる。

もちろん社長がグイッと引っ張るのは大事だし、

そのカリスマ性みたいなものは企業ブランドにとって大きい。

でも「それだけじゃない、いろんなカラーがある」っていうのは、

外から見たときに「入りやすい」「関わりやすい」雰囲気になるんじゃないでしょうか。

ビジョンの共有と、自分が発信する場所

社長が「こういう未来を目指そうよ」と言う。

するとメンバーは「それいいね、乗っかった!」と同時に、

「自分はこういう形でやってみたいんですけど」と発言したり、

「この方向でさらにこういう企画もどうです?」ってアイデアを出したり。

で、その言葉を「Vamos」を通じて社外に向けて発信していく。

すると、それを読んだ人が「そこ、うちの会社と組めそうじゃない?」とか、

「今度、コラボできるかもしれない」と声をかけてきてくれるかもしれない。なんてことも妄想したりしてます。

これはいわゆる「マーケティング」と言ってもいいし、

「社外への巻き込み方」と言ってもいい。

要は「社長や一部のリーダーだけの思いに依存しない」、

みんなの意欲や個性が動いていく仕組みを作りたいな、ということなんです。

みんなで「Vamos(行こう)!」

いま、ぼくたちは「Vamos」というWebマガジンをベースにして、

いろんな人が自分なりの声を、言葉を発信できるようにしている。

その準備や動きがようやく形になりはじめていて、

これからどんどん企画を増やしていくつもりです。

「ビジョンは大事。だけど誰が語るのかも大事」っていうのは、

むしろ会社の存在意義を広く外に知らせていくときにこそ、

大きな力になるんじゃないかなあと思っています。

どうぞ、これからも「Vamos!」と声をかけ合いながら、

その声がどんな風に広がっていくのか、見守っていただけたらうれしいです。

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