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ゲームも映画も、同じ「ソニーのDNA」

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ソニーG、コンテンツ重視の新布陣:日本経済新聞

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ソニーグループがコンテンツ重視の新たな経営体制を整えるという記事。4月1日付でCEOの十時裕樹さんが社長と兼任し、ゲームや映画といった“エンタメのど真ん中”に強い人たちが経営陣に迎えられる。ソニーといえば、昔から家電や音楽、映画、ゲームなどを行き来しながら、いろんな「おもしろそうなもの」を次々と世に送り出してきました。今回の動きも、その「ソニーらしさ」をもっと前面に押し出すぞ、という意気込みが見えてきます。

記事のなかで印象的なのは、十時CEOが「ソニーのDNAは事業と人材の多様性にある」と語っていたことです。新しい経営チームには、知財に強い人、DX(デジタルトランスフォーメーション)に詳しい人、さらにゲームや映画の現場を熟知した人が集まる。会社をまたいで「この分野のベテランが、あの分野の人たちをサポートする」みたいな動きがあちこちで起きるから、なんだかSONYの凄みを感じちゃいます。

企業研究に役立つ視点

ソニーみたいな大きな会社が「コンテンツ」というキーワードをぐっと前に出すのは、企業研究時にひとつのヒントになるかもしれません。就活生だと「どんな会社が伸びているのか」「何に力を入れているのか」を知りたいですもんね。「こんなふうに事業領域を混ぜあわせて、新しい価値を作ろうとしてる会社があるんだな」という見方をしてみるといい企業研究になるかもしれません。ゲームや映画をただ“娯楽”として消費するだけでなく、その裏には大きな投資や戦略があって、そこで働く人たちがいる。そのリアルな動きを感じとれたら、いざ自分が仕事を選ぶときに「何を軸にするか」がわかってくると思うんです。

「ひとつの場所に、いろんなものを持ち寄る」

たとえばソニーが持っているゲーム事業。これは単にソフトを売るだけじゃなくて、「ゲーム機で世界中のクリエイターと遊ぶ土俵」を作っているところが魅力的なんですよね。映画もそう。かっこいい作品を出していく裏で、映画とゲームをつないだり、新しいストーリーを生み出したり。そんな風に「別々に動いているものを一度混ぜ合わせる」というのは、人間にとってものすごくおもしろい作業だと思うんです。

「別々のもの同士がケンカしながら手を取り合う」ときに、本当の創造性って生まれてくる。AIと映像技術がつながれば、いままでは思いつかなかったようなゲームや映画体験ができるかもしれない。画像センサーの技術がさらに進化すれば、いまよりずっと臨場感のある映像世界を体験できるかもしれない。そんなアイデアを何万人もの社員がバラバラに考えて、ちょっとずつ実行していく。それを「経営の真ん中」で支える人たちが増えてくるのは、会社にとって大きな変化です。

おもしろい未来を見つけるために

投資競争や買収合戦など、企業としての勝負どころは多いと思います。だけどソニーがやろうとしているのは、「テクノロジーを使って、もっと面白いコンテンツを世に送り出す」という挑戦そのもの。これって、教科書の後ろをめくればわかる「答え」のようなものじゃなくて、新しい問いをどんどん作っていく作業じゃないかと感じます。いまはまだ形になっていない何かに向かって、世界中のクリエイターやユーザーを巻き込みながら走っていく。その推進力は、たぶん「こんなことやったらおもしろいんじゃない?」という気持ちなんですよね。大きい企業だけど、その“好奇心”がどこまで保たれているかが勝負になる。

就活中の人にとっては、「自分がどんな問いを立てられるか」「その問いを実現するために誰と組みたいか」という視点があると、おもしろい未来を見つけやすいんじゃないかなと思います。ソニーの新体制の動きを見ていると、「あ、企業ってまだまだ変わり続けるんだなあ」と感じられるから。もっと気楽に「自分はどこにわくわくするか」を考えてみてもいいんだ、と思います。

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