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Googleカメラの概念を変える

カメラ大集合のイベント「CP+2025」で起きた出来事

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グーグルスマホ、AI機能PR 愛好家の2台目需要狙う:日経MJ

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横浜市で開催されたカメラの祭典「CP+(シーピープラス)2025」。カメラファンなら、聞くだけでわくわくする場です。そこに、意外にもあのグーグルが初めてブースを構えた、というニュースが飛び込んできました。デジタルカメラの大家・キヤノンの正面で、グーグルのスタッフが「Pixel 9 Pro」を手に、「このカメラ、ちょっと触ってみませんか?」と来場者を呼び込んでいたというのです。

ブースの主役はスマートフォンなのに、「カメラ」の祭典で堂々と勝負。しかも、ただのスマホじゃない。AIが写真をキレイにしてくれるうえ、「不要なペンギンを消し去る」なんていう遊び心まで搭載されている、というから驚きます。まるで魔法の消しゴムのように、一瞬で“なかったこと”にしてしまう。この不思議な魅力が、カメラ愛好家の心をどうくすぐるのか。ちょっと気になりませんか?

グーグルのAIカメラ機能とは

グーグルのスマホ「Pixel」シリーズが力を入れているのが、AIによる写真の補正機能。撮影時にズームすると、どうしても画質が粗くなりがち。でも、AIが足りない情報を補って、シャープにしてくれるのだそうです。いわば、撮った後に「あれ?こんなはずじゃなかった」と思うことがぐっと減るわけですね。まさに「写真愛好家の2台目需要」にもってこい。「本格的な撮影は一眼レフやミラーレスを使って、普段はスマホで気軽に」という使い分けを狙っているのがグーグルの戦略だといいます。

専門用語をちょっとだけかみくだいてみる

AI補正

Artificial Intelligenceによる自動画像修正機能。粗くなった部分に足りないピクセルを予測して埋めてくれたり、不要な要素を消してしまったり。いまや写真の一部をお化粧する、そんな時代になりました。

真正性(オーセンティシティ)

写真が“本物”として認められるかどうか、ということ。データを改ざんしていない証明をつける技術も登場してきています。AIで加工された写真とそうでない写真の境界はどこにあるのか、いまカメラ業界が頭を悩ませているのです。

AIとカメラが映し出す時代背景

写真というのは「瞬間の切り取り」でもあるし、「記録」でもあります。そしていまはSNSで、わたしたちは撮ったそばから世界中に発信できる。だからこそ、見栄えの良さや表現の自由度が求められる一方で、「これって本当に現実なの?」という信頼性も同時に求められている。

プロカメラマンや写真コンテストの世界では、AIによる過度な編集がどこまで許されるのかが議論されはじめています。日本写真家協会が「生成AIで作ったものは写真ではなく画像」と定義するように、いずれはハッキリとした線引きが求められるのかもしれません。一方でSNSユーザーは「面白ければそれでいいじゃないか」「好きなように加工して楽しみたい」と思っている人も多いはず。まさに、写真の新しい境界線が生まれようとしていると感じます。

写真との未来の付き合い方

こうした技術革新の中で、ひとつだけ言えるのは、「写真」というものがますます身近になっていく、ということ。スマホが進化することで、どんな人でも瞬時に「作品」と呼べるようなものを作れる可能性が広がっています。

でも同時に、写真の“真実らしさ”をどこまで大事にするかは、撮る人・見る人の判断に委ねられる部分が増えていく。それが、本格派カメラからスマホカメラまでを含んだ、これからの写真文化の大きなテーマになるように思うのです。報道写真には、加工されていない証明が必要。趣味やSNSでは、大胆なアレンジが許される。「写真はこうあるべき」という既存の概念が、技術の発展によって揺さぶられている。それを目の当たりにした「CP+2025」は、まさに時代の変わり目を象徴していると言えます。

これから先、わたしたちがどんな写真を「きれい」と感じるのか、どんな写真を「事実」と認めるのか、その境界はさらに曖昧になるかもしれません。でもその曖昧さは、一方では写真やアートに多様性を与えるチャンスでもあります。スマホのAI機能が、ただの流行ですむか、それとも新しい写真文化のカギを握るのか。ぼくらは今、その大きな分かれ道のはじまりに立っているのかもしれません。

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