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「ガンダム」45周年 世界進出 

ガンダム45周年の“新起動”――北米と中国で広がる翼

本記事では、著作権の関係上、具体的な内容の詳細な引用は避けつつ、リンク先の記事を参考にして執筆しています。記事の全文をご覧になりたい方は、以下のリンクから原文をご確認ください。

ガンダム45年、米中で新起動:日本経済新聞

※リンク先は日本経済新聞の記事です。閲覧にはログインが必要な場合があります。

ロボットアニメが好きかと聞かれたら、正直に言うと「好き」というより「なんだか夢中にさせられるもの」という感覚に近いかもしれません。とりわけ、機動戦士ガンダムは日本で育ってきた特別な作品です。今回紹介する記事によれば、なんとガンダムの放送開始から45年がたち、いまや世界を舞台に大きく羽ばたこうとしているそうです。

記事によると、バンダイナムコホールディングス(以下、バンナムHD)は「ガンダムIP(知的財産)」をさらに発展させるため、アメリカと中国での展開を強化しているそうです。北米ではハリウッドの実写映画が進行中とのこと。中国ではガンプラ(ガンダムのプラモデル)の専門店を3倍に増やすというから、アジア大陸の広大な土地に“ガンダム”という種をまき、そこからぐんぐんと芽を出そうというわけですね。

実写映画と自社配給――映像のパワーで知名度拡大

ガンダムを手掛ける小形プロデューサーは、「欧米での知名度をもっと高めたい」という狙いを語っています。実写映画はその大きな起爆剤になる可能性がある。さらに北米で自社配給に乗り出すことで、映画の宣伝とグループ内の商品展開をひとつに結びつけられる。この「自前で動かせる」という自由度こそが、ガンダムの強みのひとつなんだとか。

専門用語を解説――「IP」と「射出成型機」ってなんだ?

ガンダム関連の話題では「IP(知的財産)」という言葉がよく出てきます。これは作品やキャラクター、その設定やデザインといった“権利のかたまり”のこと。バンナムHDがガンダムを「自社IP」と呼ぶのは、権利を自分たちで持っているから、自由に企画を動かせるという意味なんですね。

もうひとつ、プラモデルの生産で欠かせないのが「射出成型機」。これは溶かしたプラスチックを型に流し込む機械で、ガンプラのパーツを作る“心臓部”とも言えるもの。複雑な部品を高い精度で大量生産するために必要で、技術者の腕前が仕上がりを左右します。

増え続けるファンと供給不足――ガンプラ人気の光と影

記事では、中国市場にガンプラ専門店を20店舗ほどまで増やす計画が紹介されています。海外売上比率が高まるいっぽう、国内外ともに「買いたくても買えない」という現象が起こるほど需要が拡大。これが“転売問題”にもつながり、メーカーとしてはプラモデルの供給力をどう上げるかが大きな課題になっているわけです。今夏には新工場が稼働して生産能力を35%増やすそうですが、それでも追いつくかどうかはわからない。ファンの熱量が高いぶん、生産側も必死に応えようとしているのが現状です。

ガンダムが映してきた時代背景――“変わり続ける”強さ

ガンダムは、勧善懲悪の単純なロボットヒーローものから一歩踏み込んで、“戦争と人間ドラマ”を描いてきました。これは1979年当時からずっと、“時代との対話”でもあったのだと思います。常に新しい扉を開けながら、45年間ファンを増やし続けてきた。それは、この作品が「変わること」を恐れない姿勢を持っているからなのでしょう。

この時代から考える――ガンダムの未来は“受け継がれる自由”

IPは生き物みたいなもの。時代に合わせて成長していかないと、どんな大作でも忘れられてしまいます。ガンダムは、自社IPだからこそ新しいチャレンジをしやすい土壌を持っていて、それが海外展開にも大きく影響しているようです。実写映画も、中国での専門店拡張も、そうした“攻めの姿勢”の表れでしょう。私たちは、これからのガンダムを通じて、また違った“ガンダムらしさ”を見つけるのかもしれません。

新しい世代が「これが僕(私)のファーストガンダムだ」と言ってくれる未来がある。そうやって、作品は時代ごとにまったく別の色彩をまといながら、変わり続ける。ガンダムという“自由度の高い翼”が広げていく世界、ちょっと追いかけたくなるじゃありませんか。

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