
「うさぎゅーん!」とMLBの不思議な縁
デジタルステッカーがつなぐ「うさぎ」と「メジャーリーグ」の世界
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「うさぎゅーん!」という白い不思議なキャラクター。うさぎでもあり、おもちでもある(らしい)その子が、どうやら海外で大活躍しているというんです。しかも、大谷翔平選手やメジャーリーグのスター選手たちとコラボしているというから驚きです。
日本ではまだそこまで知られていないようですが、実は海外の対話アプリやSNSで配信されている“デジタルステッカー”が、大きな追い風になっているのだとか。「スタンプなら見たことある」という人もいるかもしれません。気づけば、ぼくたちの日常会話にはいつの間にかかわいいキャラクターがひょっこり出入りしているものですよね。今回は、そんな「うさぎゅーん!」がどんなふうにメジャーリーグとタッグを組んで世界に羽ばたいているのか、その背景をあれこれ考えてみたいと思います。
「デジタルステッカー」とは? 専門用語をやさしく解説
ネットで日常的に目にする「スタンプ」や「ステッカー」。これはメッセージアプリやSNS上で使える、イラスト付きの小さな画像のことです。文字の代わりに感情を伝えてくれる便利なアイテムですが、ここでは特に「デジタルステッカー」という呼び方で注目されています。
たとえばLINEやFacebookメッセンジャー、中国のWeChat、韓国のカカオトークなど、世界各国で使われているコミュニケーションツールには、その国ごとのスタンプ(ステッカー)の文化があります。「うさぎゅーん!」は早い段階から各国の主流アプリに飛び込み、そこからダウンロード数をグングン伸ばしてきたそうです。
もうひとつ、「MLBプレーヤーズ」という言葉も登場しますが、これはメジャーリーグで活躍する選手たちが所属する“選手会”のビジネス部門を指します。彼らはこれまでディズニーやマーベルといった超有名キャラクターとコラボしてきた実績があるので、ここに新人キャラクターの「うさぎゅーん!」が選ばれたというのは、ちょっとした大事件ともいえます。

急伸する“海外発”認知度が映す時代背景
なぜ海外から先に認知度が高まったのか。そのカギはやはり、「デジタルステッカー」というネットならではの広がりにあります。SNS発のキャラクターが爆発的に有名になる例も増えましたが、「うさぎゅーん!」はアプリ上で手軽に使えるスタンプとして、多国籍のユーザーのコミュニケーションを彩っていた。
さらに、香港やアジア各国の企業とコラボしている背景には、海外のプラットフォームを利用した“キャラクタービジネスのマッチング”があります。スポーツアパレルを企画・販売する米企業が「こんなキャラがいるらしいよ」と目を留めたことで、メジャーリーグのスターたちと肩を並べるチャンスが訪れたわけです。インターネットを通じて「実は知ってる」「いつの間にか使ってる」キャラクターが生まれ、海外の大企業と協働する――そんな時代が当たり前になってきたのかもしれません。
キャラクターが結ぶグローバルの輪
ぼくたちはふだん、何気なくスタンプを送り合っていますが、その奥でキャラクターたちは静かに国境を越えているんですね。メジャーリーグとコラボする「うさぎゅーん!」の活躍ぶりを見ると、可愛いイラストが単なる“癒やし”にとどまらず、ビジネスの新たな扉を次々開いているのがわかります。
数年後、「あの白いうさぎ、世界中で当たり前のようにみんな使ってるよね」と言われる日が来るかもしれません。スタンプひとつが世界を広げる――そんな未来に、ぼくはなんだかワクワクするのです。
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