今回、Vamosでは北九州市立大学のよさこいサークル「灯炎」にインタビューを行いました。灯炎は、舞台でのパフォーマンスを通じて友情を深め、共に汗を流し、大学生活をより充実させることのできる、まさに青春を謳歌する場所。学部や出身地を問わず、多様なメンバーが一体となり、力強くも美しい演舞を繰り広げるその姿は、まさに青春の象徴です。
今回のインタビューでは、灯炎の代表である矢田貝悠陽くんにサークルの魅力や活動内容について詳しくお話を伺いました。どのような思いでこのサークルに参加し、どのような経験を通じて成長してきたのか。そして、これから灯炎に参加する後輩たちにどんな経験をしてもらいたいのか、その熱い想いに迫ります。灯炎ならではの魅力を余すところなくお届けしていきます。どうぞ最後までお楽しみください。
インタビュアー:今日は北九州市立大学のよさこいサークル「灯炎」の代表矢田貝くんにお話を伺います。よろしくお願いします!まずは、灯炎に入ったきっかけから教えていただけますか?
矢田貝くん:よろしくお願いします!灯炎に入ったきっかけですか?正直言うと、最初は本当に何も分からず、ただ見学に行ってみただけだったんです。でも、先輩たちの演舞を見た瞬間、その力強さと美しさに一瞬で心を掴まれました。先輩方の演舞から感じられるエネルギーと楽しそうな笑顔に圧倒され、「ここなら大学生活がもっと楽しくなる!」と直感的に思いました。そんな中で、先輩たちが一生懸命練習している姿を見て、「自分もここで仲間たちと一緒に青春を過ごしたい」と感じ、入部を決意しました。
インタビュアー:運命的な出会いだったのですね!先輩たちの演舞に心を奪われた瞬間、どんな気持ちでしたか?
矢田貝くん:その時は本当に鳥肌が立ちました。あの瞬間、まるで自分も一緒に踊っているかのような感覚に包まれて、自然と「このサークルに入りたい」という気持ちが湧き上がってきました。先輩たちの真剣な表情や、一体感のある演舞に触れて、自分もこの一員として頑張りたいと思ったんです。
インタビュアー:その気持ち、よく分かります。実際に灯炎に入ってから、どんなことが良かったと思いますか?
矢田貝くん:本当にたくさんありますが、特に印象的なのはお祭りでの達成感です。どんな結果になっても、一つひとつのお祭りに全力で参加し、やり切った時の充実感は計り知れません。例えば、練習中に辛いことがあっても、仲間と一緒に乗り越えた先にある達成感や絆は何ものにも代えがたいです。また、演舞が終わった後、みんなで一緒に喜び合う瞬間は最高です。その瞬間のために努力してきたんだと実感します。
インタビュアー:その達成感、本当に素晴らしいですね。特に記憶に残っているエピソードはありますか?
矢田貝くん:そうですね、特に印象に残っているのは、初めて大きな大会で受賞した時です。2022年のYOSAKOIさせぼ祭りで準大賞を受賞した時は、本当に感動しました。初めての大きな成果だったので、チーム全員で大喜びしました。また、2022年のわっしょいYOSAKOI北九州で大賞を受賞した時も忘れられない瞬間です。仲間と一緒に努力して、その成果が形になる瞬間は何ものにも代えがたいです。特にその時の演舞は、みんなで力を合わせて最高のパフォーマンスを披露できたので、自信と誇りを持つことができました。
インタビュアー:一つひとつの経験が最高の体験になっていますね。大会での成功は、やはりチームの団結力を強めるのでしょうか?
矢田貝くん:間違いなくそうですね。大会での成功はチーム全体の士気を高め、さらに一体感を強める大きな要因になります。成功を分かち合うことで、お互いの信頼も深まり、一層強い絆が生まれます。それに、次の目標に向かって更なる努力をするための大きな原動力にもなってきます。
インタビュアー:素晴らしいですね。今年の新たな挑戦についても教えてください。
矢田貝くん:今年は特に9月に大阪で行われる「こいや祭り」に挑戦します。全国から素晴らしいチームが集まるこの大会で、多くの刺激を受けてさらに成長したいと思っています。また、この大会で得た経験を活かして、10月のYOSAKOIさせぼ祭りでの大賞受賞を目指しています。今年のテーマは「下剋上」で、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢を大切にしています。
インタビュアー:その意気込み、素晴らしいですね!こいや祭りで特に楽しみにしていることはありますか?
矢田貝くん:そうですね、こいや祭りでは全国から集まる強豪チームの演舞を間近で見られることが楽しみです。他のチームのパフォーマンスを見ることで、新しいアイデアや技術を学び、自分たちの演舞にも取り入れていきたいと思います。また、こいや祭りは観客の熱気もすごいので、その場で踊ること自体が大きな刺激となります。会場全体が一体となって盛り上がる雰囲気の中で、自分たちの全力を出し切ることができれば最高ですね。
インタビュアー:それは本当に楽しみですね!灯炎ならではの魅力についても教えてください。
矢田貝くん:灯炎の魅力は、何といっても出身や学部・学科に関係なくたくさんの友達ができることです。灯炎内だけでなく、他大学のチームとも仲良くなれるので、人と人との素敵な繋がりができます。また、普段の練習やお祭りを通じて、みんなで一つの目標に向かって頑張る経験ができることも大きな魅力です。例えば、練習の合間にはみんなで食事をしたり、おしゃべりをしたりして、自然と絆が深まります。大学生活の中で、こんなにも多くの仲間と一緒に青春を楽しめる場所は他にはないと思います。
インタビュアー:具体的に、灯炎の活動を通じて成長を感じたエピソードはありますか?
矢田貝くん:そうですね、特に印象深いのは、新人メンバーが初めて大きなステージに立った時です。最初は緊張で動きが固かった彼らが、何度も練習を重ねて、自信を持って演舞する姿に変わっていくのを見た時、本当に感動しました。また、練習の過程で仲間同士で励まし合い、支え合う姿勢が強まっていくのを感じると、このサークルにいて良かったと実感します。みんなで一つの目標に向かって努力することで、個々の成長だけでなく、チーム全体の絆も深まるんです。
インタビュアー:それは素晴らしいエピソードですね。新人メンバーの成長を見守ることは、矢田貝くんとしても大きな喜びでしょうね。
矢田貝くん:新人メンバーが最初は不安そうな表情で練習に取り組んでいたのが、次第に自信を持ち始め、ステージで堂々と演舞する姿を見ると、自分たちの努力が実を結んでいることを実感します。また、彼らが成長していく姿を見て、自分自身ももっと頑張ろうという気持ちになります。新人メンバーの成長は、チーム全体にとっても大きな励みになりますし、その成長をサポートできることは非常にやりがいを感じます。
インタビュアー:後輩たちが成長していく姿にはたくさんの刺激を受けそうですね。灯炎にはどんなメンバーがいるのか教えてください。
矢田貝くん:灯炎には本当に多様なメンバーが集まっています。学部や学科、出身地もバラバラで、それぞれが異なるバックグラウンドを持っています。例えば、経済学部の学生もいれば、文学部の学生もいます。性格も様々で、おとなしいタイプもいれば、とても活発な人もいます。でも、共通しているのは、みんながよさこいを心から楽しんでいるということです。
インタビュアー:その多様性がまた魅力なんですね。これから灯炎に参加する後輩たちにはどんな経験をしてもらいたいですか?
矢田貝くん:後輩たちには、まずは自分を信じて挑戦することの楽しさを知ってもらいたいです。最初はうまくいかないことも多いかもしれませんが、仲間と一緒に努力することで必ず成長できます。そして、ステージで全力を出し切った時の達成感や、観客の皆さんの応援を受けて踊る喜びを体験してほしいです。また、よさこいを通じて多くの人と繋がり、友情を深めることができることも大きな魅力です。仲間と一緒に目標に向かって頑張ることで、大学生活をより充実したものにしてほしいです。
インタビュアー:素敵なメッセージですね。最後に、よさこいの面白さについて教えてください。
矢田貝くん:よさこいの面白さは、何と言ってもそのエネルギッシュな演舞にあります。踊り手全員が一体となって繰り広げるパフォーマンスは、見る人を魅了します。また、伝統的な衣装や音楽と現代的な要素を組み合わせた演舞は、独自の魅力があります。さらに、演舞だけでなく、祭りの雰囲気や観客との一体感も楽しみの一つです。祭りの熱気の中で踊ることは、本当に楽しい経験です。よさこいを通じて、自分自身の可能性を広げ、多くの人と繋がることができるのも魅力です。
インタビュアー:それは本当に楽しそうですね!灯炎に興味を持っている学生たちにメッセージをお願いします。
矢田貝くん:灯炎は、大学生活をより充実させたいと思っている学生にはぴったりのサークルです。一緒に踊り、笑い、時には涙しながら、一生忘れられない青春を過ごしましょう。よさこいを通じて得られる経験は、必ず人生にプラスになります。興味がある方はぜひ見学に来てください。お待ちしています!