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今回インタビューに協力していただいたのは、高度な技術力で自動車の未来を拓く豊田合成九州株式会社の人事部・川村さんです。
インタビュアーは北九州市立大学3年の高木くん・2年の松井くんと下関市立大学3年浦川さん。「未来を拓く、豊田合成九州の魅力」をテーマにお話を聞きました。
豊田合成九州株式会社
総務人事部 人事G チームリーダー
川村さん
豊田合成九州さんの成り立ちについて教えてください。
豊田合成九州は、愛知県にある豊田合成のグループ会社で、その名の通り、豊田合成の九州エリアの会社を分社独立してできた会社です。豊田合成はトヨタグループの主要な1社でもあり、みなさんがよく知っているデンソーやダイハツも、私たちと同じトヨタグループ会社の一社なんですよ。
そうなんですね。豊田合成九州さんではどのような製品を作っているのですか。
現在、福岡、北九州、佐賀の3工場で製品をつくっており、メインはレクサスに搭載される自動車製品を扱っています。自動車も技術革新により、どんどん性能が良くなっていきますので、我々も高品質・高付加価値な製品づくりを行っています。
川村さんから見て、豊田合成九州さんの魅力ってどんなところだと思いますか
まず一つは、日本の基幹産業は自動車業界であり、その中でも「トヨタ」基準のものづくりに携われるというのは非常に魅力的だと思います。働く環境もしっかり整備されていますしね。もう一つは高い技術力ですね。豊田合成は樹脂やゴムもさることながら、LEDなどの技術も活かし、自動車製品だけに留まらない広い視野での技術開発を行っています。
いろいろな技術の転用があるんですね。トヨタからはぜんぜん想像できないです。では、環境面への取り組みはどのようなものがありますか。
環境への配慮としては、カーボンニュートラルへのコミット、再生可能エネルギーの使用、リユース製品の開発といった取り組みをしています。リユース製品の一つにはエアバッグの生地を使ったバッグなども制作したりしているんですよ。
自動車関連の企業で働くみなさんは、車好きで「音のうるさいガソリン車が好き」という人が多いイメージなのですが、川村さんは自動車のEV化をどう思っていますか。
正直、僕はあまり車には興味ないんですよ(笑)。でも昨今の自動車業界の動きとしては一時期のEV一辺倒ではなくなってきたと思っています。トヨタは、ガソリン車から環境に配慮したEV、水素自動車まで、全方位戦略を掲げていますので、多くの選択肢を持つというのは大切なことだと思います。
ありがとうございます。では、最後に豊田合成九州さんの今後の展望をお願いします。
これから車の自動運転化が進む中で、個人的に思うのは車内環境もガラリと変わってくると思うんです。運転をしなくて良いとなると車内の空間が変わり、製品自体も大幅に変化すると思っています。その中では内外装製品に強みをもつ当社の可能性は広がっていくと考えていますし、変化はチャンスだと思っています!これからも豊田合成九州に大きな期待していただければと思います(笑)
自動車の未来がすごく楽しみです。川村さん、貴重なお話をありがとうございました。
“変化する力”が求められるこれからの時代。自動車部品だけに留まらず、幅広い分野へのあくなきチャレンジを続ける豊田合成九州さんのお話は非常に印象的でした。未来への希望と夢が膨らむ話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。