2024年12月9日、私たち「Vamos」は、九州国際大学にて開催された1・2年生向けキャリアプラン講義を開催しました。この日は、地方学生と地域企業をつなぐ「架け橋」として、「Vamos」がどのような役割を果たせるのかを、実際のパネルディスカッションを通じてご紹介する機会となりました。
なぜ今、大学1・2年生からキャリア意識醸成が必要なのか?
近年、社会や産業構造が急激に変化する中、就職活動を始める前段階から、学生が「自分の価値観」や「目指したい姿」を見定めることが重要視されています。大学1・2年生の段階でキャリアについて考えることで、学生は自身の学びや成長をより明確な方向性をもって進めることができます。
「Vamos」は、企業と学生が早期に交流し、理解を深める機会を提供することで、こうしたニーズに応えようとしています。私たちの狙いは、単なる就職情報の発信ではなく、「学生が主体的にキャリアを築き、企業が未来の人材と出会い、共に成長する土壌」を育むことです。
九州国際大学でのパネルディスカッションの様子
今回の講義では、株式会社Galaxiaが運営する就職応援Webマガジン「Vamos」の紹介をはじめ、日本ファインテック、九州日本信販、ネッツトヨタ北九州といったVamos参加企業が一堂に会し、学生たちとの対話の場を持ちました。
各企業は自社の雰囲気、求める人材像、そして業界特有のやりがい・課題を語り、学生たちはリアルな声に触れることで、社会への関心を高めるとともに、これからの大学生活をどう活かすかといった視点を得ることができました。
「Vamos」が生み出す新しい学びと出会い
「Vamos」は、地方企業の魅力を発信し、学生にとって身近な地域でのキャリア形成をサポートするWebマガジンです。学生リポーターが実際に企業を取材し、その生の声を記事として発信することで、学生は身近な先輩や社会人の姿から学び、企業は自社ブランディングを強化できるという双方にメリットのある仕組みを提供しています。
さらに、「Vamos」ではオンラインセミナーや就職イベントも定期的に開催し、学生と企業が直接コミュニケーションできる機会を拡大中です。
地方創生と人材循環へ向けて
このような産学連携は、地域経済の活性化や人材流出対策にもつながります。「Vamos」を通じて多種多様な業界の企業と学生が結びつくことで、新たなキャリア教育モデルが育まれ、地域の未来を支える人材が地域内で育ち、循環していくことが期待されています。
今後の展望
「Vamos」は、九州から全国へと展開を視野に入れ、より多くの学生と企業がつながる場づくりに挑戦します。さまざまな業界や地域の企業が参加することで、学生はより幅広い将来像を描けるようになり、企業側も多様な人材との出会いによって、持続的な成長の基盤を築けるでしょう。
今回の九州国際大学での試みは、まだ始まりにすぎません。私たち「Vamos」は、これからも学生と企業をつなぐ新たなステージを創り上げ、双方が共に成長できる環境づくりに邁進してまいります。ぜひ、こうした取り組みを今後もチェックしてみてください。