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リズム食品 岡本社長に直撃!社長の求めるリーダーシップとは?#2 | 福岡県で就活・転職に役立つ情報満載Vamos (バモス)
リズム食品 岡本社長に直撃!社長の求めるリーダーシップとは?#2
2024/06/17

リズム食品 岡本社長に直撃!社長の求めるリーダーシップとは?#2

この度、リクルートWebマガジンVamos(バモス)は、北九州市立大学の学生2名がリズム食品株式会社の岡本社長に特別インタビューを行いました。

今回のインタビューでは、岡本社長のリーダーシップに対する考え方などについて詳しく伺ってきました。 
前回のインタビューはこちらから

リズム食品は、「風風ラーメン」、「一麺亭」、「桜吹雪が風に舞う」という3つのラーメンブランドを展開しており、各ブランドごとに独自のこだわりを持ち、顧客からの高い満足度を誇っています。特に「風風ラーメン」は、全国に39店舗を構えるフランチャイズ事業としても成功を収めており、加盟店の60%以上が複数店舗を運営しているなど、その安定性が際立っています。フランチャイズサポート本部では、立地選定から店舗設計、営業計画、資金計画に至るまで、加盟店に対して徹底したサポートを提供。また、食材供給から人材教育までを一手に担い、未経験者でも短期間でラーメン作りをマスターできる体制を整えています。 

そんなリズム食品の岡本社長のインタビューを通じて、就活生にとっては社会で求められるリーダーシップの新たな視点を感じることができるはずです。ぜひ最後までご一読ください。 

リズム食品株式会社 岡本社長
北九州市立大学 國近さん 高木さん

リーダーシップを求められるお仕事のように感じますが、どのような特徴がある人がリーダーとして成功するとお考えですか? 

祖父の代からある社内研修に、「リーダーシップの三つの要素」というものがあります。まず第一に、「いつも明るく笑っている」ことが挙げられます。明るい人の周りには自然と人が集まりますからね。次に「強い思いを持っている」こと。これはただ真面目なだけでなく、自分の信念に基づいて行動できるということ。強い信念を持つことは、時に周囲にとっては厳しく映るかもしれませんが、それをバランスよく保つために明るさが重要です。 

三つ目は「ベクトルを合わせる」ことです。個々の能力や性格が異なるメンバーが集まる中で、共通の目標に向かって全員が一丸となって進めるよう努めることが重要です。異なるタイプの人も含め、チーム全体で同じ方向を向かせることが、リーダーに求められる大切な役割です。 

リーダーシップは先天的なものだと思いますか? 

確かに、リーダーシップを持って生まれてきた人ももちろんいると思います。ただ必ず先天的なものかどうかは難しい問題ですね。私の経験を振り返ると、状況に応じて身につけることが可能だと感じています。私自身、若い頃は内向的で、積極的に人前に立つことはありませんでした。しかし、家業を継ぐという責任がある中で、周りの人を守るための「強さ」が求められると父に教えられました。それが私の考え方に変化をもたらしましたね。 

岡本社長自身は身につけていった過程があるのですね。 

今でこそこうしてお話してますが、昔は本当に内向的だったんですよ(笑)でも父の教えを受けながら少しずつ変わっていきました。特に、見過ごせない不正や不義理を目の当たりにしたとき、それをただ黙って見ているわけにはいかないと強く感じるようになりました。その結果、間違ったことに対して声を上げる勇気を持つようになり、この行動が次第に人々からの信頼を得ることにつながりました。実際に自分から行動を起こすようになると、心が軽くなり、自然と人とのコミュニケーションが明るくなりました。 

この変化が、リーダーシップへと繋がったように思います。自分の行動が他人にポジティブな影響を与え、チームや組織内での役割が自然と大きくなっていきました。こうして、リーダーシップは積極的な行動などから育まれることを実感しました。つまり、リーダーシップは日々の小さな勇気と行動の積み重ねから生まれるものであり、それを通じて自然と周囲から認められる存在になることができると思います。 

そのような変化の過程では強い意志が重要になってくると思いますが、どのような心持ちが必要でしょうか? 

変化を望む時、過去の失敗や挫折を忘れてはいけません。これらの経験は、成長のための重要な機会です。挫折や困難は避けて通れないものですが、それを乗り越えるためには、まずその経験が自分をどのように成長させるかを理解し、受け入れることが大切です。強い悔しさや失敗を経験した時、それを糧に次に進むためのエネルギーに変えることができれば、それが自分を形作る力になります。重要なのは、過去を振り返りつつも前を向いて進むこと。常に前進する心持ちが、最終的には大きな成果を生み出します。 

変化には過去の失敗を乗り越える心持ちが大事なんですね。 

私にとってとても教訓となった話があります。20代の頃にある経営者から聞いた話なのですが、船旅の途中で突然船が沈み始め、あなたの前に浮き輪と大量の金が入った宝箱があるとします。この時、ほとんどの人は生命を守るために浮き輪を選びますが、あなたが持っているのは一人用の浮き輪です。そこに友達がいて、彼には浮き輪がありません。この状況は、人生で「何が本当に大切か」を考えさせる究極の瞬間です。私にとって、この「浮き輪」は「みんなが幸せになる会社を作ること」であり、これを守るためなら大きなリスクにも挑戦していくという覚悟が必要です。 

この教訓は、人生で最も大切なものを見極め、それを守るために必要な行動を取る勇気を持つことの重要性を教えてくれました。だからこそ、変化を求める際には、自分の価値観をしっかり持ち、それに従って行動する決意が必要です。 

リーダーシップを持つということは、本当に大切なものを見極め、みんなをそのベクトルに向いてもらうということなのですね。リーダーシップを持つことに自信が持てない人もいると思いますが、リーダーシップを身につけるためのコツなどありますか? 

リーダーシップには様々な形があります。自分にはリーダーシップがないと思う必要はありません。人生でリーダーシップを求められる場面は必ず訪れます。その時にしっかりと務め上げるためにも、どんどんチャレンジして、失敗を恐れずに自分なりのリーダーシップスタイルを見つけていくことが大切です。例えば、会議の主導やプロジェクトの管理、飲み会の幹事といった経験を積むことで、自然とリーダーシップ能力も育っていきますよ。 

リーダーシップ=トップの仕事と思っていましたが、飲み会の幹事などもリーダーシップの一つなんですね! 

そういった小さなことからでも、人をまとめて目的を実行するリーダーシップですよね。 

また、リーダーシップと同じくらい重要なのがコミュニケーション能力です。これは、自分のアイデアや意見を伝え、他者と協力して目標を達成するために不可欠です。問題解決能力も同様に重要で、予期せぬ問題に直面したときに冷静に対応し、解決策を見つける力が求められます。これらのスキルは、リーダーシップを補強し、チームや組織において貴重な貢献をすることを可能にします。ですので、リーダーシップが苦手だと感じる方も、これらのスキルを強化することで、多くの場面で自信を持って行動できるようになるはずです。 

社会において効果的なコミュニケーションをとるためにはどのような工夫が必要ですか? 

例えば、今二人からインタビューをしてもらっているけど、この会話って二人が質問をくれて私が話すことができている。つまり、このコミュニケーションのリードは二人がしてくれています。まだ信頼関係がない場合って、コミュニケーションは多くの場合、聞き手に主導権があります。この主導権のある方がうまくリードしてくれることで、話し手は安心して話すことができるわけです。そして、この関係を積み重ねていくうちに相手に対して信頼関係が生まれ、細かく気を遣わずに会話をすることができるようになる。これが信頼関係のあるコミュニケーション。こういった形で成立していると思います。相手との信頼度に応じて、聞き手としての工夫は重要になってきますよね。 

安心してもらう工夫が必要ということですね。仕事とプライベートのバランスについてはどのように考えられていますか? 

仕事とプライベートのバランスは非常に重要です。私たちは人生の大部分を仕事に費やしますが、その時間を有意義に過ごすことができれば、自ずと仕事の満足度も高まります。実際、仕事での達成感や充実感が得られれば、それは自然とプライベートの充実にも繋がります。仕事を楽しむことが、プライベートをより豊かにする基盤となります。逆に、充実したプライベートは仕事の効率やクオリティを向上させるため、両方をバランス良く管理することが大切です。 

一般的に、多くの人が仕事よりも遊びを好むと思います。しかし、仕事を通じて感じる達成感の方が、遊びで得られる満足感よりも高いそうです。 

仕事での充実感を得るためには、積極的に業務に取り組む姿勢が必要です。自分の仕事がどのようにチームや社会に影響を与えているかを意識し、小さな成功を積み重ねることが、自信と充実感につながります。また、常に新しいことを学び続ける心がけが、仕事を通じての自己成長に欠かせません。このようにして、仕事もプライベートも共に充実させることが、真のバランスを達成する鍵となります。 

仕事から得られる達成感が遊びで得られる満足感よりも高いというのは興味深いですね。最後に、就職活動において学生がどのような心構えで臨むべきか、アドバイスをお願いします。 

就職活動は自己発見の絶好の機会です。多くの学生が完璧を求めてしまいがちですが、それは必ずしも良いアプローチとは言えません。大切なのは、挑戦する勇気を持ち、失敗を恐れないことです。もし失敗しても、その経験から何を学び、どう改善できるかが重要です。失敗は避けられるものではありませんが、それを受け入れ、どう前進するかを考えることが成長につながります。 

また、就職活動中は積極的に周囲にアドバイスを求めることも重要です。恥ずかしがらず、積極的に聞くべきです。社会人になってからも、常に学び続ける姿勢は自分自身を成長させます。解決できない問題に直面したら、他者にアドバイスを求めることで新たな視点を得られ、それが自己成長に繋がるのです。このようにして、就職活動を自己成長のプロセスと捉え、積極的に取り組むことは重要です。 

皆さんがこれからの就職活動に向けて、どんな困難にも果敢に立ち向かえるよう願っています。自分自身を信じ、一歩ずつ確実に前進してください。 

2回にわたってお送りしたリズム食品の岡本社長との学生対談、いかがでしたか?

フランチャイズとしての成功だけでなく、社会で求められるリーダーについての岡本社長の考え方から、多くの挑戦する勇気をもらえたのではないでしょうか。今後もVamos学生リポーターが企業の社長様へインタビューを行っていきますので、ご期待ください。

取材協力:
リズム食品株式会社 岡本社長
学生企画
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